前回の投稿からの続きで、エルヴィスが歌ったトーマス・ウエインの曲
「 Girl Next Door Went a 'Walking」
☆ トーマス・ウェイン
オリジナルのタイトルは「Girl Next Door」
上の動画は、前回投稿した「This Time」と同じ画像が使われていますね。2曲共、このアルバムに収録されているからですね。
Raunchy Sugar - The Pure Essence Of Memphis Rock & Roll (2011, CD) - Discogs
<トーマス・ウェインとエルヴィス繋がりの話>
さて、トーマス・ウェインですが、メンフィス出身で、エルヴィスと同じヒュームズ・ハイスクール出身。エルヴィスは1935年生まれで、トーマス・ウェインは1941年生まれなので、エルヴィスの後輩ですね。
☆「Tragedy」
トーマス・ウェインの代表曲「Tragedy」は、エルヴィス初期のバンドのギタリスト、スコッティ・ムーアのプロデュースです。
バッキング・ヴォーカル”ザ・デロンズ”は、地元の高校から集められた女の子のトリオというのも面白いです。
トーマス・ウェインとスコッティ・ムーアについては、スコッティ・ムーアのオフィシャル・サイトに詳しく書かれています。スコッティ・ムーア、ビル・ブラック、D.J.フォンタナ(エルヴィスのバンド・メンバー)、レジー・ヤング(エルヴィスのセッションで演奏。また、アルバムのプロデュースもしています)は、トーマス・ウェインのツアーで演奏しているのですね。
Scotty Moore - Fernwood Records
☆トーマス・ウェインの兄ルーサー・パーキンスは、ジョニー・キャッシュのバンド”ザ・テネシー・トゥー”(後にドラムが加わりテネシー・スリーになった)のギタリストです。ジョニー・キャッシュとエルヴィスは一緒にツアーするなど、同じ場所で演奏することも度々ありました。ちなみに、ルーサー・パーキンスの誕生日は、エルヴィスと同じ1月8日です(年齢はエルヴィスより上です)
<おまけ>
「Tragedy」のカヴァー
ザ・フリートウッズ
ポール・マッカートニー&ウィングス
ブライアン・ハイランド
ブレンダ・リー