エルヴィスとデヴィッド・ボウイ ① | MY HAPPINESS

MY HAPPINESS

マイ・ハピネス

先日、映画『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』を見てきました。

 

 

 

IMAXのスクリーンに爆音と幻想的な映像。デヴィッド・ボウイの音楽、ファッション、アート、哲学的な言葉などなど。。。改めて、才能あふれるアーティストだったのだなと感じました。

 

デヴィッド・ボウイはエルヴィスのファンでもあり、マジソン・スクエアのコンサートも見ています。

 

カントリー歌手のドワイト・ヨーカムのインタビューによると、デヴィッド・ボウイがエルヴィスのアルバムのプロデュースをする話もあったとか。下記のサイトに書いてあります↓

 

 

他の情報を見ると、エルヴィスの為に「Golden Years」を書いたが、エルヴィスは興味は示さなかったという話もあります。プロデュースは実現しませんでしたが、エルヴィスはデヴィッド・ボウイに短い手紙を送ったそうで、気にかけていたことは分かります。そして、デヴィッド・ボウイはその手紙を大事にしていたとのことです。

 

もしも「Golden Years」をエルヴィスが歌っていたら、どんな仕上がりだったのでしょうね?

 

「Golden Years」

 

 

 

話は変わりますが、デヴィッド・ボウイの最後のアルバムは『★(Black Star)』ですが、もしかしてエルヴィス繋がり?と思ったエルヴィス・ファンは、多いのではないでしょうか。

 

エルヴィスの映画『Flaming Star (燃える平原児)』は、当初『Black Star』というタイトルが付いていました。「Black Star」というタイトル・ソングも録音していましたが、映画のタイトルが変わったことで、お蔵入りになり、メロディをそのままにタイトルと歌詞を"Flaming Star”に置き換えて再録音されました。

 

「Flaming Star」

 

「Black Star」

 

 

エルヴィスの「Black Star」との繋がりを書いているサイト(英語)↓ もあります。

 

Elvis Presley: Spine-chilling song inspired dying David Bowie's final album | Music | Entertainment | Express.co.uk

 

デヴィッド・ボウイが”Black Star”を選んだ意味はいくつかあるようですが、エルヴィスのBlack Starがベースになっているのかなと、エルヴィス・ファンとしては思ってしまいます。

 

映画『Flaming Star』は、主人公(エルヴィス)が、死に場所を探して去って行くシーンで終わります。タイトル・ソングには、誰もが星(Flaming Star または Black Star)を持っていて、死を迎える時に星を見る。。。という歌詞も出てきます。死期が迫っていることを感じたデビッド・ボウイが、この映画の主人公に重ね合わせるところがあったのでしょうか。Flamingではなく、Black の方にしたところに、デヴィッド・ボウイの死生観が出ているのかもしれませんね。

 

こちらが、映画のラストシーンです↓

 

 

 

『★(Black Star』の中から、アルバムと同名の「★(Black Star」↓ 

 

 

アルバム『★』は、デヴィッド・ボウイの誕生日1月8日リリースされました。エルヴィスも同じ1月8日生まれで、二人には不思議な縁を感じます。

 

その他、エルヴィスとデヴィッド・ボウイ関連はまだ色々とありますが、まとめたものが、TNelvisさんのブログにありますので、是非そちらをご覧ください↓

 

エルヴィスとデヴィッド・ボウイ②に続きます。