前回のロシア料理の記事から続いています。
夕方4時からはいつも行く音楽イベントに参加です。
東京でも新宿や六本木など、会場はその時で違いますので
今回は神保町のクラブで開催でした。
主に70年代~80年代の洋楽に合わせて踊るというものですが、
すっかりイベンターさんと顔なじみになり、
感想や意見などを聞かれます。
これは、イギリスで過去にものすごく人気があったDuran Duranの
ライブ映像の一コマですが、日本に来た時に公式の事務所が作った
Tシャツだそうです。
「ユ」の文字は小さくないといけないはずですが...。わざと??
20時半ごろには終わってお店を出て、夜行バスの出る
大手町に向かいました。
今回は飛行機でもなく、夜行バスで帰ることにしたので。
その前に夕食を取ります。
大手町にはきっとたくさん飲食店があるだろうと
タカをくくっていたら、コロナがまた流行しだしたせいなのか早い時間に閉店する店ばっかり。
あやうく夕食難民になりかけ。
かろうじて、ハンバーガー屋が開いていて
助かりましたが、ポテトがちょっと古い油の味でした。
まあ、食べられるだけ良かったのでしょうね。
22時10分に夜行バスが入ってきました。
22:20大手町→23:00池袋→7:30梅田→8:05難波という行程です。
ネット予約で見た座席表では3列とも独立していたのですが
実際はこのように2席は隣り合っていました。
1席は完全に独立しています。通路はカニ歩きしないと
通れないくらい狭いです。
私は通路側の真ん中席でした。
テーブルを倒すと、とても広々で、13インチのPCがゆったり置けそうです。
備品としてはアイマスクがあります。毛布も貸与です。
嬉しいのは充電設備。
足元も背もたれもほぼ水平に近い形でフラットになりますので、
これならフェリーほどでないにしてもかなりくつろげそうです。
そして、隣に誰かいても、座ってもたれると視界には
入ってこない仕様なので、隣はまったく気になりません。
10年ほど前に、3列独立シートの夜行バスに一度乗ったことがありますが、その時はこれほどゆったりした座席でも無く、フットレストもない椅子だったので
あまり眠れませんでした。
加えて、皆さん靴を脱ぐので、👣のかぐわしい香りがしてきて😥...という経験がありました。
しかし、このご時世で車内換気があるせいか
今回はそのようなことに悩まされるのもまったくなし。
走り出すと、少々の揺れと、起動音、そして、たまに、
他の乗客のくしゃみなどが聞こえましたが、基本的には皆さん一人旅の方ばかりで、
おしゃべりなども無く、始終静かでした。
走り出してしばらくは、暑いな…と思っていたのですが、いつしか
適温になりました。
最初は電気が付いているのですが、徐々に明るさをダウンしていって、
薄暗くなります。完全に消灯はしませんが、気になる人は
備え付けのアイマスクを装着すれば明るさはまったく問題なし。
24時の海老名でのお手洗い休憩には行かないと不安なので、
それまでは起きているつもりが、リラックスモードに入り、
いつの間にかウトウト…。
海老名に着いたというアナウンスで目を覚ませました。
海老名のサービスエリアに15分、トイレ休憩の為に寄ります。
もう少し時間があったら、ゆっくりお土産を物色したいところですが...
海老名SAでは昨今では珍しく、和式も備えた化粧室がありました。
私は洋式が苦手なので、和式があるのは嬉しいポイントでした。
お手洗いを済ませて、飲み物を買ったらバスへ戻ります。
同じようなウィラーのバスが停車しているので、
間違えないようにしないと…
このあと、バスは長篠のSAに3時ごろ、土山(つちやま)のSAに5時ごろ、
お手洗い休憩の為に停車するとのアナウンスが入りましたが、
眠っている人を起こさないように、海老名以外は停車時の案内はしません。
なお、途中で運転士の交代も行われますが、その時は下車不可能です。
なので、土山で降りてお茶の葉(土山茶)を買うつもりが、爆睡していてまったく気が付かず。
座席がほぼフラットになり、車内に不快なにおいも騒音も無く、ゆっくり眠れました。
梅田で窓際の女性が下車したので、その後はその席に移動して、
カーテンを開けて残り少ない時間、車窓からの景色を楽しみました。
難波には予定より少し早い7:50に到着です。
なんばウォークのイタトマで朝食を摂って、ただいま~です。
帰宅時間、A.m.9:00でした。
1泊して新幹線や飛行機で帰るよりも早く、その日一日が有効に使えますね。
フェリーのように、乗る事自体に嵌った!というほどではないですが、
東京や博多など、普段新幹線を使う距離に夜行バスもアリですね。
ただし、どんなに安くても、お隣の存在が気になるような、
格安の車種には乗らないですが...。