この3日位、ずっと考えてました。
去年の11月にも書いていますが、
福島原発の事故で横浜に避難した男の子がいじめを受けていた事件。
賠償金を貰っているだろうと脅迫され、いじめを回避するために、
家から持ち出したお金で飲食やゲームセンター代を払わされたのは、
いじめではないと認定されてしまいました。
第三者委員会が言うからとかの言い訳じゃなく、
最後に決定的にした教育長に失望しました。
自分を守るために、不本意ながら、やむを得ずお金を出した生徒さん。
その恐怖も屈辱も、親御さんのお金を持ち出した罪悪感も、
何も汲み取ろうとしない。
じゃあ、
横浜ではコンビニ強盗も擁護するのか?
いじめた子供たちを、近い将来に強盗にするつもりなのか?
誰かを傷つけたり脅したり、
強気に出た方の勝ちで、
飲食や遊ぶ金がほしい時は、
恫喝と脅迫と暴力で現金を手に入れたらいいと教えているのと一緒です。
小学生の時においしい思いをして、とがめられないならこの先もできると考えてもおかしくないです。
いじめられた生徒さんを守らないということは、
裏を返せばそういうこと。
前にも書いたかもですが、
仕事していない無収入の小学生がお金を出す根底を考えないって、
考えようとしない教育現場っておかしいです。
教育委員会なんて要らないです。
避難してきた生徒さんをいじめるという悪質な犯罪は、あとを絶たなくて聞く度に悲しくなります。
避難に関係なく、いじめる側のくだらない理由で辛い日々を送る生徒さんもたくさんいます。
学校は聖域ではないのだから、保護者や近所の方、老人ホームや保育園幼稚園などの地域の方々が出入りできる環境に変えて、厳しい目も暖かい目も増やしたらいいと思います。
いじめた生徒には、特別クラスを作って、半年位は他の生徒さんと別にして授業とカリキュラムを受けさせるべき。
内申書にも記載して次の進学先や就職先に申し送りする。
なんの落ち度もない生徒さんを守ること、この普通のことが出来なくて、
いじめた側を守るのは不自然。
改心と猛省を期待します。
手と手と手。
知らないお子さんにも、いってらっしゃいって言ってあげてスタートです。