SEVEN LIVES/TOTALFAT | きになるあのおと

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3rdミニアルバム。

高い演奏力と現場叩き上げの圧倒的ライブ感でメロコアシーンを牽引する4人組。

メジャーデビュー後培ってきた、幅広い音楽性と、王道メロコア感が良い具合にミックスされてます。やや、踊れる系のアレンジが増えたのは世相を反映してでしょうか。


もやは彼らを単純なジャンルとして1メロディックバンドと括るのも難しくなりましたが、このド派手でゴージャスなパーティロック感は若手には出せないものです。

メロディックパンクを進化させる中でバラエティに特化したらこうなりましたというサウンドとしては、一つ完成した気がします。


M1は高揚感あふれるメロディーとツインボーカルが彼ららしい。若干イージーコア的なヘヴィサウンドを入れてたり、ラップが入ってたりとフックも満載。
ハードロックサウンドとダンサブルなリズムがド派手なM2。
珍しくスカ風アレンジも登場するM3。歌詞は日本詞メイン。この時代に逆行する肉食全開な雰囲気が面白い。後半はサンバ風に一瞬転調。
M4はメロコアというよりビートパンクの流れを汲んだアプローチとでもいいましょうか。メッセージ性強めの歌詞と相まって、青春パンクみたいですね。
UKロック風の陰りを取り入れたM5。
カラっとしたポップパンクM6。レゲエ的なブレイクパートもあり。
泣きのメロディーで飛ばすM7。



1.Room45
2.Angry Shotgun
3.Jungle Fever
4.Space Future
5.Wait For The Song
6.Call It Love
7.R.I.P.