[eiga.com 映画ニュース]
誕生から40年以上がたった今もなお人気の「ウルトラマン」のシリーズ最新映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」が、ワーナー・ブラザース映画の配給で12月12日に公開されることが分かった。
ヒーローの代名詞ともいえる「スーパーマン」、昨年全世界で記録的大ヒットとなった「ダークナイト」で知られる「バットマン」など、アメリカのヒーロー映画を配給してきたハリウッドメジャーのワーナー・ブラザース映画が、日本を代表する特撮ヒーロー「ウルトラマン」の最新映画を配給。監督は、アメリカとニュージーランドを活動の拠点とするクリエイターで、アメリカの戦隊シリーズ「パワーレンジャー」などを手がけた坂本浩一が抜擢され、日本で初メガホンを取る。
本作には、43年の歴史を誇る「ウルトラマン」シリーズで初めて、ウルトラマンたちの故郷、M78星雲・光の国出身の悪のウルトラマン、“ウルトラマンベリアル”が登場する。
ウルトラマンベリアルは、ウルトラの一族でありながら暗黒の力に魂を奪われ、光の国で反乱を起こしたならず者だ。数万年前にウルトラマンキングの手で永久牢獄に封じ込められたはずが脱獄し、怪獣を操る能力を駆使して、100体の怪獣を使ってM78星雲・光の国を占領しようと企む。これに対し、おなじみのウルトラ兄弟をはじめ、初登場となる未知のウルトラ戦士たちも多数参戦するが、ウルトラマンベリアルに次々と倒されていき、光の国は暗黒の闇に包まれてゆく。そんな中、ウルトラマンメビウスが同じく怪獣を操る力を持つ“怪獣使い”のレイとともに、光の国再興のために立ち上がるが……。
撮影はすでに5月27日からスタートしており、7月中旬クランクアップの予定。10月完成を目指し、製作が進められている。