心地よく働き、穏やかに暮らす。海外ノマドのための拠点選びガイド | 日本文化、世界の歴史・健康・ミライにチャレンジ

心地よく働き、穏やかに暮らす。海外ノマドのための拠点選びガイド



皆様こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

私は帰国してから、身体のメンテナンスに行く時間で忙殺されていました。歯医者や皮膚科、ネイルサロンなど、日本のクオリティーの高さには毎回感動します。やっぱり日本は「仕上り」が違いますね。


さて、今回の海外出張では、「今後、拠点を海外にしても問題がないか?」という視点で、ノマドワーカーとして実際に住めるかどうかを現地で確認してきました。

今回は、タイ(バンコク・ジョムティエン)、そしてインドネシア・バリ島に滞在し、実際の気候、生活コスト、仕事環境、ネットの質、治安などを体感してきました。さらに、ポルトガル、メキシコ、ベトナム、ジョージアについても、現地在住者や旅人からの聞き取り、信頼できるデータや体験談を参考にして比較しました。


タイとバリ島の滞在で感じたこと

タイ(チェンマイ・バンコク)

東南アジアの中でも非常にノマドフレンドリーな国です。

チェンマイでは、欧米や日本のノマドが多く、カフェやコワーキングスペースが豊富で、価格も手頃です。ネットも非常に安定しており、仕事に集中できました。バンコクは都市型ライフスタイルが整っており、交通、病院、ショッピングなど、生活に必要な環境が整っています。

【目安費用】

・家賃:2〜4万円(チェンマイ)

・食費:150〜300円/1食

・ネット環境:非常に安定

・懸念点:PM2.5(特に乾季)、ビザ制度の変動




タイ(ジョムティエン)

パタヤの南に位置する静かなビーチリゾートです。

観光地としての一面もありますが、落ち着いた雰囲気が魅力で、ローカルフードも充実しています。欧米人が多く滞在しており、英語も比較的通じやすい環境です。海沿いでのんびりと過ごしながら、しっかり仕事ができる、程よい隠れ家のような印象を受けました。

【目安費用】

・家賃:2〜5万円(海沿いの場合もあり)

・外食:150〜600円/1食

・コワーキングスペース:4,000〜9,000円/月

・注意点:医療体制がやや限られる、夜間は静かめ




インドネシア・バリ島(ウブド・チャングー)

精神性と創造性が共存する、不思議な力を感じる島です。

ウブドでは、ヨガやヒーリング、瞑想文化が根づいており、心身のリフレッシュに最適でした。チャングーは、欧米のクリエイターや起業家が集まるエリアで、刺激的なカフェやコワーキングスペースが豊富に揃っています。

【目安費用】

・家賃:2.5〜7万円(エリアにより変動)

・食費:200〜500円/1食

・コワーキングスペース:6,000〜15,000円/月

・難点:虫や湿気、インフラのムラ。雨季には停電が発生する場合もあり


ここからは、実際に滞在はしていないものの、他のノマドワーカーや現地情報をもとに比較対象とした地域です。

ポルトガル(リスボン・ポルト)

・欧州内で比較的物価が安く、英語もよく通じる。

・長期滞在用のビザがあり、治安も良好。

・近年人気が高まっており、家賃が高騰中。

メキシコ(プラヤ・デル・カルメン)

・多文化で自由な空気が魅力。

・海と街が融合した、ノマド向けの環境。

・エリアによって治安の不安が大きく異なる。

ベトナム(ホーチミン・ダナン)

・食文化が日本人に合い、物価も非常に安い。

・カフェ文化が発達し、ワークスペースも充実。

・交通事情や英語環境については慣れが必要。

ジョージア(トビリシ)

・日本人は1年間ビザ不要で滞在可能。

・税制がノマド向けで、個人事業者の場合は利益の1%課税。

・医療体制や冬季の寒さにはやや厳しさがある。


今回の滞在を通じて、「日本にいなくても十分に仕事はできる」という確信を得ました。

そして何より、自分の心身が整う場所こそが「最高のワークプレイス」であると改めて感じています。

特にジョムティエンやバリ島のように、自然と文化、静けさと創造性がバランスよく混ざった土地は、単なるリゾートではなく「生きる場所としてのリアルな選択肢」であると実感しました。

爆笑