「変化の時代を味方につける、小さな7つの選択」 | 日本文化、世界の歴史・健康・ミライにチャレンジ

「変化の時代を味方につける、小さな7つの選択」




皆様こんにちはいかがお過ごしでしょうか。日本特有の湿気が気になり始める季節ですね。紫陽花が美しい花を魅せてくれる季節でもあります。



さて、今回は現在のインフレについて今後どのような経済状況になるのか考えてみました。色々なものが値上がりしていますが、私たちのお財布状況は値上げを賄えるほど豊かになっていません。…思えば、2000年前後の日本は「失われた10年」からの回復期にありながらも、生活における実感としての不安や焦燥感は今ほど強くはなかったかもしれません。

当時はまだ、コンビニのおにぎりは100円、ガソリンも90円台、都内の中古マンションも今と比べて手が届く価格帯でした。しかし現在、物価はじわじわと上がり続け、金・銀といった貴金属も過去最高水準に達し、住宅価格や建築費も右肩上がり。

一方で、私たちの収入や購買力は、その上昇に追いついていない現実があります。世界情勢を見ても、かつての「グローバル化による安定」は薄れ、むしろ“分断”や“脱依存”がキーワードとなり、物価を押し上げる要因となっています。


ウクライナや中東の紛争、米中対立、気候変動による農産物不足など、複数のリスクが同時に押し寄せている中で、私たちの暮らしは「何を信じ、どう備えるか」が問われる時代に入ってきたのだと感じます。


それでも、この変化の時代に希望がないわけではありません。

ものを見極める目、無駄を手放す勇気、そして小さく始める行動力があれば、私たちは暮らしを再構築し、未来を描くことができます。


例えば、価値が落ちにくいもの(時間・技術・信頼・土地)に目を向けること。

情報に流されず、自分の感覚と足元の生活を大切にすること。それが、これからの“経済不安定期”を乗り越えるヒントになるのではないでしょうか。




■ 今の暮らしに使える、7つの具体的ヒント

1. 

「支出の見える化」でムダを知る

日々の支出をざっくりでも書き出してみると、「習慣で買っているだけ」の支出が見えてきます。

月に一度、“いま必要?”と自問するだけでも、自然とお金の流れが整ってきます。(忘れずに習慣化する。)


2. 

「買い溜め」より「買い方改革」

まとめ買いは確かにお得ですが、ストックが過剰になりがち。

それよりも、「いつも使う物の値動きを知っておく」「セール時期の傾向を覚える」ことが、長期的にはインフレ防衛になります。(私はこれが↑なかなか難しいです)


3. 

副業やスキルシェアで収入の“第二軸”を育てる

本業一本では不安な時代、少額でも月1万円から始められる副収入源は大きな支えになります。

特に経験や知識を活かせるスキル型(講座・デザイン・アドバイス)は、年齢に関係なく始められます。


4. 

「買うより借りる・シェアする」

一度きりの使用や季節モノは、「買う」前に「借りる」選択肢を。

洋服・工具・本・車など、今はサブスクやシェアリングサービスも豊富です。(カーシェアなど便利ですよね。)


5. 

現金だけに頼らない「価値の分散」

インフレで現金の実質価値が下がるなら、「モノとして価値のあるもの」にも目を向けて。

金・銀・小口不動産・太陽光・菜園スペースなど、自分に合う“物的資産”を一部持つことは、将来への備えになります。(私はこちらで↑不安リスクが減りました。水耕栽培は楽しい。)


6. 

「体と心の資本」もインフレに強い

健康でいることは、最もコスパの良い投資。

食事・運動・睡眠・人間関係の見直しは、医療費・メンタルコストの抑制にもつながります。

“自分の体が整っていれば、何があっても立て直せる”という自信にも。


7. 

「未来の楽しみ」を一つ用意しておく

不安定な時代だからこそ、先の見通しに“楽しみ”があることが大事。

旅行の計画でも、習い事でも、老後の夢でもいい。希望があれば、節約や努力も前向きになります。(将来、2拠点生活をする目標があります。)


■ 最後に:変化を恐れず、順応する力を

インフレは避けられなくても、それにどう適応するかは選べます。

無理に抗うより、「どうせならこの波を使ってみよう」という柔らかい発想が、

未来の自分を助けてくれるはずです。

紫陽花が、雨の中でも美しく咲くように。

私たちの暮らしも、雨を味方につけて咲かせていけると願っています。ウインク