「海外で成長する息子を見守る親の学び|送り出すたびに気づく成長と変化」 | 日本文化、世界の歴史・健康・ミライにチャレンジ

「海外で成長する息子を見守る親の学び|送り出すたびに気づく成長と変化」






皆様こんにちはいかがお過ごしでしょうか。

私は出張から帰ってひと息ついています。


春節で帰国していた息子をまた海外に送り出していつもの日常を取り戻しつつもあります。



息子を送り出すたびに、私は親としての役割の変化を実感します。かつては手を差し伸べ、導くことが当たり前でしたが、今は遠くからそっと見守り、必要なときに支えられる存在でありたいと願うようになりました。


確かに、親の目から見ると、まだまだ未熟な部分も多くあります。それでも、日本を離れ、異国の地で自分の力で生活し、学び、人と関わる経験が、彼の生きるポテンシャルを大きく引き上げているのを感じます。旅を重ねるごとに、彼の語彙の選び方や物事の捉え方に変化が生まれ、視野が広がっているのが伝わってきました。異文化の中で得た学びは、教科書では決して学べない、生きた知恵として彼の中に蓄積されているのでしょう。また、日本と海外で離れているけれど優しい彼女のサポートが異国の彼をどれだけ支えになっているのかよく分かります。本当に感謝しかありません。




一方で、息子の成長を見守ることは、私自身にとっても大きな学びとなっています。親であることの本質は、ただ育てることではなく、共に成長すること。子どもが自分の世界を広げていく姿を目の当たりにするたびに、私もまた、自分の価値観を見直し、より柔軟に物事を受け止める力を試されているように感じます。

「親だからこうあるべき」「子どもにはこうしてあげたい」という思いを少しずつ手放し、彼の選択を尊重し、信じること。それは容易なことではありませんが、信じることこそが、彼の本当の力を引き出すのかもしれません。そして、その過程で私自身もまた、新しい視点を得て、人生の多様性や変化の面白さに気づかされているようです。


彼の話しを聞くとびっくりしたり呆れたりすることばかりでハラハラしますが滝汗 

それも楽しみのひとつになります。笑い泣き




春節の賑やかさが過ぎ、再びいつもの日常が戻ってきました。仕事に追われる日々が始まる一方で、息子と過ごした時間の余韻が、私の心にほのかな温かさを残してくれています。送り出すたびに増していく寂しさの中にも、確かな誇りと喜びがあることを、今はしっかりと感じています。