「キャンプで学ぶ災害対策:実践から得た必須アイテムと効果的な備え」 | 日本文化、世界の歴史・健康・ミライにチャレンジ

「キャンプで学ぶ災害対策:実践から得た必須アイテムと効果的な備え」


皆様こんにちは♪いかがお過ごしでしょうか。

私はキャンプから帰ってものすごく深い眠りからようやく覚醒しました。



今回のキャンプの目的は災害が起きた時に対応できるように色々な道具を実際に使ってみるという目的も含まれています。





① テントの問題点と対策


テントの設営はスムーズで、当初は問題なく過ごせましたが、夜中に雨が降り出した際にいくつかの問題が発生しました。まず、水がじわじわとテント内に染み込んできた点、さらに、天井部分から雨滴がポタポタと落ちてくる状態に遭遇しました。これに対して、以下の対策を考えました。


防水スプレーの使用: テント自体の防水性を高めるため、テント全体に防水スプレーを施すことが有効です。特に縫い目部分は水が入りやすいため、重点的にスプレーすることが必要です。


レインフライの活用: レインフライをきちんと取り付け、テントとレインフライの間に隙間を作ることで、雨水が直接テントに触れるのを防ぎ、結露の発生も抑えることができます。さらに、レインフライがしっかりと風通しを確保するためのベンチレーション機能が備わっていることも確認すべきです。


設営場所の選び方: 雨天時には設営場所が非常に重要です。次回のキャンプでは、水が溜まりやすい低地を避け、できるだけ地形が高い場所を選ぶよう心がけます。これにより、雨が降っても水が浸入しにくくなります。


グラウンドシートの使用: 地面からの湿気や雨水の侵入を防ぐため、グラウンドシート(フットプリント)を活用することも効果的です。テントのサイズに合ったシートを使用することで、底からの水分が浸透しにくくなります。


② 寝具の工夫


今回のキャンプでは、昼間は28度と暑く、夜間は気温が下がると思っていたため、少し厚めの寝具を準備しましたが、実際には夜間も気温が高めで、結果的に寝袋が暑すぎるという問題がありました。


寝具の選択: 次回は、より柔軟に対応できる寝具を準備します。例えば、インナーシュラフや薄手のブランケットを使用し、必要に応じて重ねるなど、気温の変化に応じたレイヤリングを活用します。暑くなれば薄いブランケットだけにし、寒くなればシュラフを追加するという具合に、簡単に調整できる装備を整えることが大切です。


寝袋の種類: 夏場のキャンプでは通気性の高いサマーバッグや薄手のダウンシュラフなどが適しています。また、シュラフ内で汗をかくことを防ぐため、吸湿性に優れた素材の寝具を選ぶことも快適さを高めるポイントです。


服装の工夫: 寝るときの服装も重要です。今回は厚めの服を着ていたため、余計に暑く感じました。次回は、レイヤリングを意識して軽装から始め、寒くなった場合には上から一枚羽織るようにするなど、すぐに調整できるような準備をしたいと思います。特に、汗をかいた時にすぐに乾燥する素材を選ぶことで、夜間の不快感も軽減されるでしょう。


③ 食事の発見


炭火を使ったBBQはとても楽しく、肉や野菜を美味しく焼くことができましたが、グリルや炭の後片付けには手間がかかりました。次回に向けて、いくつかの改善点を考えました。


火消し壺の使用: 炭の後処理には火消し壺が便利です。火が完全に消えるまでの時間を短縮し、安全に炭を処理できます。また、再利用できる炭を残すことができるため、環境にも配慮したキャンプが可能です。


真空パック食品の利便性: 差し入れとしていただいたビーフシチューや燻製の牡蠣、真空パックの半熟卵などは、災害時の非常食としても非常に役立つと感じました。真空パックされた食品は、長期保存が可能で、調理の手間も少ないため、普段からこうした食品をストックしておくことが防災対策として有効だと実感しました。


食材の準備: BBQに加えて、事前に真空パックや缶詰など、簡単に調理できる食材を持参しておくと、災害時にも対応できるメニューが作れます。特に、普段から家庭で作り置きできるメニューを非常食としてストックしておくことが、災害時のストレスを軽減し、安心して食事を楽しめるポイントだと感じました。


④ お風呂と清潔の備え


スノーピーク鹿沼のキャンプ場では、静かで綺麗なお風呂施設があり、快適に過ごすことができましたが、災害時には入浴が難しくなる可能性が高いです。そこで、いくつかの清潔を保つためのアイデアを考えました。


簡易シャワーやソーラーシャワー: 非常時においては、簡易的なシャワー設備が役立ちます。特にソーラーシャワーは、太陽光で水を温めることができるため、エネルギー源がない状況でも温水を使用できるのが利点です。また、ポータブルバスタブなどを活用すれば、少ない水で簡易的な入浴を楽しむことができます。


水の確保と加熱方法: 水の確保も大きな課題です。持ち運びしやすいウォータータンクや携帯用浄水器を準備し、安全な水を確保することが重要です。また、ポータブルガスバーナーやソーラーパワーを利用した水の加熱も検討すべきです。これらを備えておくことで、災害時でも最低限の清潔を保つことができ、ストレス軽減につながります。


⑤ トイレと水場


今回のキャンプでは、新しい施設のためトイレや水場も非常に快適でしたが、災害時にはそうした環境は望めないため、トイレと水の確保についても考える必要があります。


携帯トイレの準備: 災害時には、携帯トイレが欠かせません。特にプライバシーを守るため、簡易パーテーションやテント内に設置できるスペースを準備しておくことが大切です。また、消臭剤や衛生面を考慮した処理キットを合わせて準備することで、他の避難者への配慮も必要です。


浄水器の活用: 清潔な水の確保は非常に重要です。携帯用浄水器やウォータータンクを備えておくことで、飲み水や洗い物に使う水を確保できます。特に浄水フィルター付きのボトルやポータブル浄水器は、軽量で持ち運びがしやすいため、キャンプや災害時には必須アイテムとして取り入れたいと考えています。


⑥ プライベート空間の確保


災害時の避難所やキャンプ場では、プライバシーの確保が難しくなることが多いため、プライベート空間の確保が非常に重要です。今回は、タープやキャンプ用パーテーションを使って自分だけのスペースを確保し、リラックスすることができました。


折りたたみ式パーテーションの準備: 防災用としても、軽量で持ち運びが簡単な折りたたみ式パーテーションを準備しておけば、災害時でもプライベート空間を確保できます。また、心の安定やストレス軽減に寄与するため、こうした空間作りを意識することが大切です。


⑦ 災害に備えた教訓


今回のキャンプを通して、災害に備えるための実践的な経験が多く得られました。特に、寝具や食事、清潔を保つ手段、トイレや水の確保など、災害時のリアルな問題に直面したときの準備が非常に重要だと感じました。また、普段からこれらの対策を取り入れていくことで、非常時にも柔軟に対応できるよう備えておきたいと思います。災害時には、トイレや水場の使用が制限されることが予想されるため、携帯トイレの準備が不可欠だと感じました。今回のキャンプでは快適なトイレや水場を利用できましたが、災害時にはそのような環境が整っていない可能性が高いため、携帯トイレの選び方や使い方を事前に学んでおくことが大切です。


携帯トイレを使用する際に最も気になるのは、プライバシーの確保です。避難所やキャンプ中でも、周囲の視線から自分を守るための簡易パーテーションやテント内での使用ができるような専用のスペースを作る工夫が必要です。また、携帯トイレに加えて、消臭剤や衛生面を考慮した処理キットも合わせて準備しておくことで、周囲の環境や他の避難者への配慮もできるでしょう。


水場に関しても、災害時には手軽に清潔な水を得ることが難しくなります。携帯用の浄水器やウォータータンクを準備しておけば、飲料水や洗い物に使える水を確保することができます。特に、浄水フィルター付きのボトルやポータブル浄水器などは、軽量で持ち運びが便利なため、キャンプや災害時の必須アイテムとして取り入れたいと考えています。




次回のキャンプや災害対策として、こうしたアイテムを実際に使用してみて、使い勝手を確認しながら、より万全な準備を整えたいと思います。


このキャンプ体験から防災グッズデザインのアイデア💡がザクザク〜です。