
植物の戦略と私たち
皆様こんばんは♪
もう少しでゴールデンウィーク
ですね。
観光地は、日本人よりも
もしかしたらインバウンドの
外国人の方々で賑わうのかもしれません。
コロナ前は、ゴールデンウィークって
どこも大渋滞しましたよね。
外貨を稼ぐチャンスでもあるし
ぜひ、日本に観光に来ていただきたいです。
が、
やはり東京や北海道、京都などと
違って、ちょい田舎の地方都市に
インバウンドを誘致できていない怠慢さに
気づかなければなりません。
そんな人類よりも戦略的に活動している植物。
植物は、効率的に虎視眈々と子孫を残すための活動を行っています。
そして、植物の魅惑の成分に魅入られている私たち。
例えば、今が旬のトウガラシはどうやって
アジアの人々をこんなにも虜にしたのでしょう。
トウガラシの辛味成分はカプサイシンです。
このカプサイシンも、もともとは
動物の食害を防ぐためのもの。
ところが、私たちがトウガラシを
食べるとカプサイシンが
内臓の神経に働きかけ、
アドレナアドレナリンの分泌を
促して、血行が良くなるという効果があります。
トウガラシを食べると辛さを感じますが
不思議なことに人間の味覚の中に
「辛味」はないのです。
カプサイシンは舌を強く刺激し、
それが痛覚となる。
つまり、カプサイシンの「辛さ」とは
「痛さ」なのです。![]()
そこで、私たちの体は痛みの![]()
元となるトウガラシを
早く消化・分解しようと
胃腸を活発化させます。
トウガラシを食べると食欲が
増進するのは、そのためなのです。
カプサイシンによって体に
異常を来したと感じた脳が、
ついにはエンドルフィンまで
分泌してしまうのです。![]()
エンドルフィンは、
脳内モルヒネとも呼ばれ、
麻薬のモルヒネと同じような
鎮痛作用があり、
疲労や痛みを和らげる役割を果たします。
なので、カプサイシンによる
痛覚の刺激を受けた脳は、
体が苦痛を感じて正常な状態に
ないと判断し、痛みを和らげる
ためにエンドルフィンを
分泌するのです。
そして結果的に私たちは
陶酔感を覚え、忘れられない快楽を
感じてしまう。
植物の中にはマリファナの原料となる大麻や、
モルヒネやヘロインの原料になる
ケシのように中毒性のある
成分を持つものがあります。
麻薬だけではなく、
煙草の原料となるナス科のタバコは、
ニコチンというアルカロイドを持ち、
このニコチンも中毒性の高い物質です。
トウガラシから陶酔感を得るように
こうして、私たちは、
トウガラシの虜になるのです。
このように、相手にメリットを与えつつ
自分も勢力拡大できるような戦略を練り
楽しみたいですね。
