密愛部屋を彩るカラー
密愛部屋

ひとは愛の時間を楽しむために
19世紀のころから部屋をカラーコーディネイトしていました。
フランスの役人ルイ・マンタン(Louis Mantin)が莫大な遺産相続を
機に建造した大邸宅の一部に密愛部屋を創り
既婚者である人妻のルイーズ・アライレ(Louise Alaire)と
この部屋で20年間にわたり密会を重ねていました。
お写真はお借りしました。ピンクを基調とした高級ホテルのような寝室は絹布が貼られ
絹布の柄は「レザムール(les amours)」と呼ばれています。
「愛し合う者たち」を意味するフランス語です。
愛し合う二人から揮発する芳香を絹布がたっぷり吸い上げ女性の美を刺激する色からのリズムで愛の情熱が
たゆまなく燃え続けるサポートになったことでしょう。
フランス王ルイ15世の宮殿は【芳香宮】と呼ばれ、貴族は一週間毎日
違う香水をつけるお触れを出しましたが
フランス王ルイ15世様式のエレガントな家具も置かれている
この密愛部屋は、さしずめふたりの愛の芳香宮だったのでしょう。
現在この邸宅は、博物館メゾン・マンタン(Maison Mantin)として約100年ぶりに一般公開されています。
女性がジュエリーのように扱ってもらうための秘訣を色を通してお伝えしています。