男性のひと言が女性を磨く
宝石商に勤めていた頃
とても早く大人の女性にになりたくて焦っていました。
大人の女性=ブレない女性
というふうに自分の中でとらえていたように思います。
価格が高いラインの品揃えの店だったので
顧客もそれなりにジュエリーに負けない風格の
地方の市にしては女性度の高い方たちばかりでした。
私は20代で素敵な女性たちの立ち居振る舞いや心遣いなどに触れるたび
心の中で、いつか私も素敵な大人の女性になりたいと切望していました。
そんな焦ってばかりの私に社長は
「若いうちは、ジュエリーなんか似あわなくったっていいんだょ。
いつか本当にジュエリーが似合う歳の重ねかたをした女性になればいいんだから。」
と、そのひと言が思い返せばとても尊い言葉だったと深く感じ入ります。
迷って、迷って明けない闇の中をさまよっているような そんな心持ちの時に
そのひと言に随分救われました。
(年上の上司の言葉は、思いのほか心に響いたのかもしれません。)
そして、歳を重ねてきた現在の私に尊敬する方からの言葉は
「ブランドを身に着けるより、自分がブランドになればいいんだょ。
世界でただひとつのブランドに。」
と、30代の私は自分らしさというブランドの何かを
少しだけ触れられるようになってきたのかも
その言葉の深さに感謝せずにはいられません。
自分磨きの迷路にはまっているとき
もしかしたら、異性の言葉がとても重要なメッセージをはらんでいるかもしれません。
男性の言葉が女性を磨く研磨剤となって
未知が輝きだすことも多々あるのです。
ありがとうございます。