異性にもウィルスにも効果絶大
世界の美女クレオパトラのまぶたを彩った 黒と緑
古代エジプト人のまぶたにメイクされていたあの黒と緑の粉は、異性にもウィルスにも効果を発揮していたことが明らかになってきました。
ピエール&マ リー・キュリー大学研究の共著者クリスチャン・アマトーレ氏が話しによれば古代エジプトの写本によると、この目の化粧には呪術的な力があり、この化粧をすればホルス神とラー神が色々な病気から守ってくれると信じられていたということです。例えば当時は結膜炎のような目の細菌感染症がナイル川の熱帯湿地沿いで広がっていたのかもしれないと予測できます。
以前の化学的分析では、古代の化粧箱から採取された粉末の残留物から鉛を主成分とする4つの化合物が検出されています。鉛は人間にとって極めて有毒なため、分析結果はこの化粧が有害であることを示しているようにも思えるのですが・・・
ところが今回の研究では、この化粧に含まれる鉛塩には、少量ならば実際には良い効果もある可能性があるとのことです。
鉛塩が皮膚に触れると体内の一酸化窒素の生成量が増えます。
一酸化窒素は免疫系を刺激し病原菌の撃退に役立つことが知られています。
この研究結果からも分かるようにどんなものにも色が関わっています。
この黒という色は、どのようなものから発色しているのか分かりませんが太陽光から目を守る効果もあります。
太陽光が強いところは、メラニン色素が増えるために瞳の色は黒くなります。
黒は、その使い方しだいで魅惑的に異性を惹きつけます。
そして、逸話のなかでは、緑色のメイクをするためにエメラルドをすりつぶしていたということですが
これは、クレオパトラに限ってで、一般庶民は人工的に作っていたものをまぶたに施していたのでしょう。緑は、私たちのこころを表す色でもあります。
「
目は口ほどに物を言う」ということわざがあるように気持ちの表現に長けていたのかも エジプトの人たちは、無意識に身体と心の健康のバランスを取っていたのかもしれません。
メイクだけでは、ない身体の健康管理の一助だったなんて

素晴らしい 色彩の深遠なる魅力に心も身体もわしづかみょ

* この研究は2010年1月15日発行の「Analytical Chemistry」誌に掲載されています。