視覚は死角
色彩の研究のために気になる画家の生涯を辿る日々が続いています。
絵画の中に彩られた光を通して感じる色の虚と実をどのようにキャンバスにのせていったのか
目を閉じると強い光の残像は、赤く、橙色などを感じます。
強い光は、そうやって私たちの細胞にまで働きかけます。
もちろん、微弱な光でさえも
一日のうち、朝の光で見る青の色と夕方の光で見る青の色は、また違う青の色なのに私たちは気づきません。
けれど、画家たちは、光を感じそこに色をのせていきます。それは、どんな光のプリズムが踊っていたときなのか
画家だけが知っている 秘密の扉なのかもしれません。
視覚で、目に見えていると感じる色でさえも
本当は、脳が予想して魅せている どこか、とらえどころの無いイマジネーションのひとつなのかも
この光の性質や色の振動を知る事で
新たな視点が出来てくる
画家は、現実の実をキャンバスに描くのか
虚像、自分の脳で作り出された虚を感じ五感をフルに使い戦略的に色を使っていくのか
絵画を辿る旅は、終わりそうも無い様子です。