その不調は
低血糖症とは
低血糖症とは、血液中の糖の濃度(血糖値)が急激に低下したり、
低い状態が継続して回復に時間がかかるなど、血糖値が異常に
低い状態を示す症状のことを言います。
低血糖症の症状
糖(グルコース)は、私たちの脳にとっての唯一のエネルギー源です。
脳や神経の働きを正常に維持するためには、安定した糖の供給が
欠かせません。
従って、低血糖症が原因で生じる症状は、主に精神面に関わります。
不眠、うつ症状、不安、いらいら、集中力の低下、恐怖症など
様々な、心に関わる障害、症状を発症した場合、
その原因が低血糖症であるケースが多く存在します。
この低血糖症状態で精神的に不安定になっているという事を自覚している人は
一体どれくらいいるのでしょうか。
病院に行けば異常なしと言われ抗うつ剤の処方になり
益々薬のスパイラルにはまっていきます。
では、なぜ?低血糖症になるのか
低血糖症の原因
低血糖症は、血糖値の調節機能が失われるために起こりますが、
その主要な原因は体内での糖の代謝の異常です。
体内で糖に分解される炭水化物(特に加工品)や、砂糖を大量に
摂取したり、糖を私たちのエネルギー源に変える際に必要となる
栄養素が不足していたりすること、
体内で糖を効率よく代謝することができなくなり、
血糖値の調節機能もバランスを失い、
結果として低血糖症を引き起こします。
また、精神的・肉体的ストレスやアルコール、喫煙、薬物の摂取
なども、血糖値調節機能を低下させる原因として考えられています。
糖質の分解
・私たちが摂取した炭水化物や糖分などの糖質は、
体内で分解されてブドウ糖(グルコース)となります。
・グルコースは生命活動のためのエネルギー源として使われます。
特に、脳にとってはグルコースが唯一のエネルギー源です。
・私たちが摂取する糖質の中で、低血糖症の主な発症原因となるのが
精製炭水化物(小麦粉や白米)や精白糖(砂糖)、またそれらの
加工食品です。
・これらの食品は、加工の段階ですでに精製・分解されて、
栄養素として重要な成分であるビタミンやミネラルが剥ぎ取られ、
添加物が加えられています。
特に砂糖は、非常に吸収が速い形に加工されるため、
過剰に摂取すると、体内の血糖値は急激に上昇します。
インスリンの過剰分泌
・食生活の乱れで砂糖や精製された炭水化物を過剰に摂取すると、
血液中の糖分も過剰な状態になります(高血糖)。
・すると、すい臓から大量のインスリンが分泌され、過剰な糖分を
処理しようと働きます。
・過剰なインスリン分泌は、急激に上昇していた血糖値を、
逆に急速に過剰に低下させてしまいます。
・このようなメカニズムで低血糖の状態が生じてしまいます。
アドレナリンの分泌
・血糖値が低すぎる状態になると、脳は副腎に対してメッセージを送り、
副腎はアドレナリンやノルアドレナリンを分泌し、
肝臓に対して貯蔵していた糖分を血中に放出して
低血糖状態を回復させるように働きかけます。
・この過剰なアドレナリンやノルアドレナリンが、
私たちの心のバランスを乱す原因となります。
アドレナリンが過度に脳を刺激すると、怒りや敵意を、
ノルアドレナリンが脳を刺激すると不安や恐怖、強迫観念などを
生じさせ、心の病の原因となるのです。
このように、
砂糖などの過剰摂取 → インスリンの過剰分泌 → 低血糖
アドレナリン・ノルアドレナリンが過剰に脳を刺激 →
心のバランスの乱れ
というメカニズムで、低血糖症が心の病の原因となります。
私たちの日常生活では、
ストレスが原因で甘い加工食品を大量に食べてしまい肥満に陥ったり
手近なジャンクフードを子供のおやつとしてしまったり・・・
しかし、心の病が、
このような食生活の乱れがきっかけとなっているケースが多々あります。
心の病を生まない努力をそのために脳内の栄養バランスを保つ事がとても大切です。