こころの病は、身体からのSOS | 日本文化、世界の歴史・健康・ミライにチャレンジ

こころの病は、身体からのSOS

現在の精神疾患の多くは、根本的な原因が分かっていません。

脳生理学や脳の生化学が発達し、神経伝達物質の機能が

明確になってきているため、多くの症状と神経伝達物質の

関係が指摘されています。

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心の病を患っている方より そのご家族からの相談を受けます。

例えば、うつや統合失調症と診断を受けたけれども

薬の数が増えるばかりで症状は良くならないなど

やはり、本人の意思の及ばないところで何かが起こっているはず




私たちの脳の中では、どんなメカニズムでうつになるのか

または、どのような物質が過剰になり、あるいは不足して

やる気がでなくなったり、イライラするのか



毎日、摂取している食品の中でその物質の働きを

サポートしてくれるものは、何か 



摂取を抑えるべきものはどんなものか知ることが重要になってきます。



グルタミンのように興奮系にも抑制系にもなりえる

前駆物質があることから、脳の機能を単純に説明することが

できるものではないことは確かです。


例えば、統合失調症やうつ病の症状と密接に関係する

カテコーラミンの代謝

フェニルアラニン(必須アミノ酸)
  ↓
 チロシン(非必須アミノ酸)
  ↓
 ドーパ
  ↓
ドーパミン
  ↓
ノルアドレナリン
  


このように長い代謝によって生合成されるのです。
ドーパミンからノルアドレナリンまでの物質が欠乏することによって、

うつ病やパーキンソン病が発症します。


またこれらの物質が脳内で過剰になることが統合失調症の

ひとつの原因とも言われています。


ここで過剰であっても欠乏であっても精神症状が起こりえます。


つまり薬剤によって過剰を押さえても欠乏症状が生じる可能性があるし、

最終産物を薬剤で投与しても過剰症状が起こる可能性があるということです。


生理活性がないアミノ酸の状態で脳内に充分に存在させておくことと、

生合成の過程を調節できるように多くの栄養素

(主にビタミンB群やミネラルなど)を至適濃度存在させておくことが、

人間の機能にゆだねた良い結果をもたらすことになるのです。