お医者様からの魔法の言葉 | 日本文化、世界の歴史・健康・ミライにチャレンジ

お医者様からの魔法の言葉

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高校生の頃、私はひどい偏頭痛に悩まされ脳神経内科を受診しました。
どういったわけか 忘れましたが 母親と祖母と私で病院に行ったのです。

祖母はそれこそ頭の良い人で母の兄弟は全て勉強が出来る人たちでした。
(私は従兄弟の中でもおちこぼれでしたが(´_`。))

そのときのお医者様は豪快な男気溢れる人で
「薬に頼ることなく 改善しようとする意識を高めよう」と親身に色々な面も相談に乗ってくれました。

その当時些細な事にもピリピリする神経質な面があった私ですが
そんな愚痴を聞きながらお医者様は 半ばいきなり
「君は生命の神秘を感じるかな?分からないかも知れないけれど おばあちゃんが君のお母さんを妊娠した時
既に卵子がお母さんの身体の中に出来 君が生まれる準備がなされていたんだよ 不思議だけど 楽しいよね」

そんなことを言われてもいまいちピンとこなかったのに
今頃 母の日になると思い出し

祖母や母が私まで命をつないでくれた事に感謝でいっぱいになります。
子供を産んで始めて知る 感情や感動そして感激は何ものにも変えがたいものです。

祖母は三年前に他界しましたが 最後にあったときに私のはめていたリングを気に入り
それをプレゼントして 棺の中まで持っていってくれました。
最後までおしゃれな人でした。

お医者さまからの一言で感慨深い 母の日を毎年迎えています。

ありがとうございます。