身体に傷を負った私には、時の止まったタイムカプセルがあります。
私の倒れた時、平成24年4月3日11時付近から一切の変化なく留まっている物、
それは私のロエベの長財布です。
あの日、救急車で運ばれ、意識朦朧の中ICUに入院した時、看護師さんらに整理
され、入院時の所持品として袋に入れられた時のまま。
具体的にはカード類は今の財布に移しました。
が、紙幣は覗き込むだけで一寸たりとも動かしてません。
何となく。。。
あの日、あの時、私に何が起こったのか?の、生き証人のような気がして。。。
(^_^;)
過去を悔やみ、過去にばかり囚われる気はありませんが、あの一瞬が無ければ、
まったく違う、キラキラとした”生”を全うしていたと思います。
私が生き残った意義は何なんだろう?
私の生きた証の、整理の時間?にしては長すぎるかと。。。
私には飲んだくれで、面倒で、手の掛る親父(母親もですが)が居ます。
その親父の始末(乱暴な言い方ですが)は、子一人の私がしなきゃいけないんだろ
うなと、漠然と思ってます。
それまでは、時の止まった財布を見ては、まだ私は使命を負って動かされてる!
とでも思いながら生きていくのだろう。。。と思う。。。
そしていつの日か、私の”生”も止まる。
その時、私と、時の止まった私の財布は、はたしてシンクロするのだろうか?