KなのかYなのか | ボールストライクの悪魔 Blog

KなのかYなのか

よくアドレスの形をK型Y型ということがあります。

手のポジションをどこに置くかで逆K型になるかY型になるか決まります。


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手が前に出るとスライスしやすいからグリップは身体の中心に置くべきとか、手足の長い欧米人はK型で手の短い日本人はY型になるのが自然などと言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。

アドレスのときの手のポジションは左腿の前になるのか、身体の中心に置くのか。どちらが正解だと思いますか?



金谷プロの答えは「どちらでも」。

体型によってそれは決まるんですよ。

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前に左のグリップの向きを決めた「キョンシーの手」。それをまたやってみるといいです。

するとダラリと下げた手にはどちらに下がっているか、方向があります。

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身体の中心に向かって下がるのか、外に下がるのかです。

上腕や胸の筋肉の尽き方で個人差が出てきます。

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フィットネスなんかをやっていて大胸筋や上腕二頭筋、三頭筋が発達した人だと身体の内側に手が降りてこないで外に開きます。それが自然。痩せている人だと手は身体の内側に向かう人が多いはず。

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その手の向きがK字かY字かを決定します。
なにもしてなくても大胸筋が発達してる欧米人はわりとK字型になりやすい。日本人でも肉付きによってK字が自然な人もいます。

金谷プロは横綱千代の富士関にゴルフを教えたこともあったそうですが、彼等くらい腕が太く胸の筋肉が発達しているとK字どころか手が真っすぐに伸びません。

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胸の上に左手が乗ることなど不可能なので「肘が引けているように見えるけど横綱にとってはこのポジションが正解」なのだそうです。

体型によってできる形とできない形があるので杓子定規に形に捕われないほうがいいというお話でした。



おなじみ「上手くなるカップ」も金谷プロの監修のはず。

RYOMAゴルフ 上手くなるカップ