今晩は。

本日も数あるブログの中からこちらにいらしてくださいまして、

誠に有難う御座います。

本日は、買い物や作り置き食材の準備で、

ブログの更新が遅くなりました。

 

本日も、皆様に楽しんで頂ける事を祈りつつ、

「ジアルの日記」をお贈り致します。

 

「2405年9月6日。

やっと息子のエナブラン達が、私達の住んでいるオデット星に帰って来た。彼らのカーデシアからの船旅を、こんなに待ち遠しく思った事はない。カーデシアの複数の情報サービスは、カーデシア初のタイムトラベルを大々的に取り上げていたが、肝心のエナブラン達を「逃がした」のを悔しがっているぞ、と私の父は嬉しそうに話している。

宙港の到着ゲートから出てきたエナブランは、落ち着いた顔をしていたので安心した。しかし、子供らしい無邪気さが顔から消えたような気がする。彼にとっての「子供時代」が終わったのだろうか。少し寂しい気がする。こうして親から子供は離れていくものなのだろうか。エリムの秘書でエナブランの友達のガダラさんは、私の顔を見るとすぐに膝をついて最敬礼した。『申し訳御座いません。私の為にエナブラン殿下を危機にさらしてしまいました。』

『いいのよ、この子の判断で行った行動なのだから。』と、私は答えた。

『そうだよ、僕と君と2人で追っ手を抑えなかったら、皆捕まってもっと大騒ぎになっていたよ。』とエナブランも言う。我が家の人間と私の実家の父と母も一緒に我が家に帰り、エナブランに改めて事情を聞く事にする。

『それにしても、よく熟練の山岳追跡者から逃げて来られたな。』と舅のテインが尋ねると、

『ううん、逃げられなくて一度は捕まったの。』という答えが返ってきて、みんな凍り付いた。

『では、どうやって逃げてきたのかね。』テインが事情を詳しくエナブランに聞くと、ガダラさんが負傷したこともあり、逃げるのは断念して取り敢えず抵抗せずに捕まり、隙を見て袖口に付けておいたヘアピンで手枷のカギを開け、テイン探偵社のタキタさんから「念のために」と貰っていた発煙弾を使って煙をあたりに充満させて、パニックになった処で小型の重力コントロール装置を使って「上」に逃げたのだという。木のてっぺんに2人で掴まって警備隊が全員近辺にいなくなったのを見計らって下に降りて、緊急時のランデブーポイント地点までガダラさんを背負って何とか到着した、という趣旨の話をエナブランは「16夜ケーキ」を食べ、ベイジョーのペライキアン産のお茶を飲みながら話してくれた。『美味しいね、やっぱりミラおばあちゃまのケーキは。』とニコニコ笑いながら夢中で食べている処はいままで通りで、もう少しは青年というより子供なのかもしれない。そのことを夜になってから夫婦の寝室でエリムに話すと、『もう少し女性心理を勉強させないといけないだろうな。』と言っていた。ゆっくりと大人の階段を上ってくれるといいと思う。夫のエリムのように「或る事件」で子供時代からいきなり引きはがされることにならなくて本当に良かった。」

 

皆様も、佳い休日をお過ごしください。

 

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本日の「技術担当者の奇言」。

「超強化ガラスのワインボトルでも作って、

1万回くらいリサイクルしたら、環境に佳くて風情がありそうですね。

プラボトルはどうも苦手です。」