この処「ロドピス」のホームページへの訪問者が増えたので、
少し嬉しく思っています。
本日も、皆様に楽しんで頂ける事を祈りつつ、
「ジアルの日記」を御贈り致します。
「2395年12月16日。今日の現在は何だかエリムの気持ちが分かったような気分になっている。申請書類を2週間前に出したばかりなのに、惑星連邦特許認証機関に、おかしな疑いをかけられているのだ。私とエリムが、何らかの不正な利益を得る為に申請人を私の名前にして、発明者にエナブランちゃんとミラちゃんの名前を使っていると審査官が疑っている。そんな事をしても何の利益も出ないし、本当にエナブランちゃんとミラちゃんが発明に貢献したのだ、と30分も説明したのに、半信半疑の様子である。10歳の子供が特許を取るのは余程異例らしい。45分後にやっと取り敢えず書類を上に通しましょう、と言って通信を切ってくれた。嘘もついていないのに丁寧に嘘つき呼ばわりされるのは大変心外で疲れるものだ。エリムも何度もこんな思いを人生の中でしてきたのだろうか。気の毒に思う。」
皆様も、佳い休日をお過ごしください。