イギリス学生ビザ変更 | 広島の自称社長があれこれやってみる

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イギリス学生ビザの変更が発表になりました。


4月21日から施行です。


以下のとおり変更となります。


■学位レベル以上はCEFR-B1以上の英語力を証明できなければなりません。


■学位レベル未満コースはCEFR-B2以上の英語力を証明する必要があります(英語学習者やファンデーションプログラムはこちらに相当します)


■英語レベルは認められた英語試験の結果で提示できなければなりません(IELTS/TOEFLなど、TOEICは対象となりません!


■入国審査やビザの申請時に面接を求められた場合に英語で受け答えして上記のレベルに達していないと判断されると、申請却下や入国拒否となります


■学位レベル以上のコース受講生の就労時間は週20時間まで


■学位未満のコース受講生の就労時間は週10時間まで


■高等教育機関や公立の継続教育機関で就学しない生徒は就労不可(夏から発効)


■配偶者の同伴は、12か月以上かつ大学院レベルのコース受講者に限る


そして、これが一番大きいかもしれませんが、来年4月から学生ビザのCASを発行できるのが、Highly Trusted Sponsorに限ることになります。またこのHighly Trusted Sponsorで、かつイギリス入国管理局(UKBA)が認めた認定機関によって学校が認定される必要があります。ただこの認定機関にBritish CouncilやEnglish UKは含まれておりません。


ということは、英語学校の扱いがどうなるのかということが焦点となるかと思います。


とりあえずこのHighly Trusted Sponsorしか認めない規定に関しましては完全移行が来年のようですので、それまでの間移行期間扱いのようですが、それまでに英語学校がUKBAの認定機関からどう認定を受けれるのかが未定です。


とりあえず現在英語学校でHighly Trusted Sponsor扱いの学校は来年4月までは猶予期間のようでCASの発効に制限がかかるようです。ただし学生ビザを取得しようと思えば上記の条件は満たす必要があります。


内容としては、学生ビザの発給は、大学・大学院への留学生に限るという側面が非常に強くなった印象です。


英語学習に関しては、Extended Student Visitorとして渡航することが推奨されております。


ひとまず以上のような感じで実行され一度夏に様子を見ながら改定が予定されているようです。