先週、先々週は、団地の改装工事の音がうるさすぎて、まったく読書する気になれなかった私です。
図書館からたくさん借りてたんですが、返却日があるので、読まないまま返却した本もありました。
投資関連の本はもういいかな
さて、標題のCatch and Killですが、ローナン・ファロー著書の題名です。
まだ記憶に新しい#MeToo運動。発端はニューヨークタイムズ紙の女性記者2人によるものだったのですが、マイルドな内容だったためにインパクトが小さく、世論を動かすことができませんでした。
その5日後に、ローナンはもっと深く掘り下げた記事をニューヨーカー誌に発表しました。
前半は、読んでいてもかったるくて、読むのをやめようかと思いましたが、後半からハラハラドキドキ。
アメリカ大手の雑誌社、新聞社、テレビ局のトップ、そして超有名なテレビ番組司会者を続々と辞任に追いやることになった調査記録なのです。
登場人物が多すぎて、日本語で読んでいても理解が大変だった。
ローナンが勤務していたNBCで、これを発表できなかった理由がこれまた衝撃。
あのハーヴェイ・ワインスタインは超キモい奴だけど、そのほかのトップたちのキモさも負けていない。トランプの話も少し出てきます。
権力を持った男たちの醜さったら、半端ないです。
「スキャンダルを捕らえて抹殺する」という意味のCatch and Kill.
女性が被害を上層部に訴えると、莫大な現金を積んで話がなかったことにする。
こんな世界があるのかと、ちょいと気持ちが悪くなりました。
女優のミア・ファローさんを知っていますか?
ローナンは、彼女の息子です。ミア・ファローとウッディ・アレンとの息子とされていますけれど、このイケメンはウッディの血は入ってないような気がする。
ミアは、フランク・シナトラがお父さんかもって言ってるらしいです
ネットからお借りしました
明日は、私がすごく知りたかった、アメリカでの白人の立ち位置を書いた「ヒルビリー・エレジー」について書きます。