いや~、ぶったまげたというか嬉しいというか
予想もしていなかったお別れがありました。
隔週の水曜日に入っていた午後からのお客さん。
掃除が終わって、「終わりました~」と旦那さんに伝えてお支払いを受け取り、
「あ、そうそう。次の掃除は3週間後になります。その後からは隔週になります。」
「旅行にでも行くの?」
「今、スケジュールを組み直してるんです。お客さんを減らしているもんで」
掃除用具を車に積み込んでいたら
「もしお客を減らしたいなら、ウチを削ってもいいよ。Heidiが引き次いでくれると思うよ。」
Heidiは、奥さんのケア・ギバーで、週に3回(も!)来てる人。
介護の後始末をなんで私がしなきゃいけないんかなと、ずっと思ってたのは事実。
油でギタギタになったコンロや、ソースが飛び跳ねまくってる電子レンジの中を見て、なんで私が?
シャワーの後も、本来ならケア・ギバーが掃除をするべきなんだけどね。
トイレの、(時々強烈な匂いのする)わけのわからんゴミ箱の中身もケア・ギバーが掃除するべきじゃ?と思ってた。
私って、心が狭い?
Heidi自身はとっても良い人です。
イギリス人なので彼女のBritishアクセントを聞くのはすごく心地良かったし。
会えば、いろんな話をして笑い合ってました。
旦那さんと「じゃぁ、今日で最後ということで」ハグしてバイバイしてきました。
最後ということで、tipを$50くれました
毎回$20のtipをくれる家だったので、自分から切る予定はなかったんだけど
でもねぇ、家が古いから外から埃が入ってきて、部屋の中は埃まみれ。
家中が物であふれかえっていて、掃除がしにくい。大型犬が2匹もいるから泥だらけ
負け惜しみじゃなく、本当にホッとしました。
家に帰ってから、再度スケジュールを組み直ししながら、ふと思いました。あのお客さんは私の掃除レベルまでを必要としてなかったんだ。いくらピカピカにしても元の木阿弥。素人がする掃除程度で良かったんだわ