ANAさんには申しわけないですが、機内映画においてはUnited Airlinesに負けてます。
正直すぎてごめんなさい。だって、私ってさばさばしてるから~
今、TVJapanで「わたしってサバサバしてるから」をシリーズで観てるんです。
すっごいムカつくんだけど、観るのをやめられないという・・・
みんなが網浜奈美を好きになるのは、あと10日
話を元に戻します
日本行きの飛行機で観た映画は2本です。
Elizabeth Windsorと、Elvis。
前者は、70年強の在位をされたエリザベス女王のドキュメンタリー映画なので、歴史を紐解くだろうとは推測できましたが、それ以上に感動しました
お父さんのお兄さんがアメリカ人女性との恋に陥って王位を退いたため、弟であったお父さんは非常に嘆き悲しまれたそうです。
初耳の話でびっくりしました。お父さんは弟だったので、王位に着くことはなく、家族と一緒に仲良く過ごせると思っていたそうです。
これがジョージ6世。The King's Speech(英国王のスピーチ)ではジョージ6世の吃音を治すまでの物語が描かれています。
そして、ジョージ6世が早くに亡くなってしまったため、長女が女王に。エリザベス女王の誕生です。
25歳で国家のために尽くしますと宣言され、それは70年の在位中にしっかりと印象づけられたと思います。
すごいなぁ。エリザベス女王の王室で生きる信念の深さを、まざまざと見せつけられた映画でした。
そして、何度も涙が出るシーンがありました。機内で涙を拭きながら映画を観るのは、小っ恥ずかしいです
今からでも遅くない、観る価値は十分にあります
次は、Elvis。
今頃、なぜエルビス・プレスリーの話?と思いましたが、映画を観て、未だアメリカに深く残る黒人に対する差別や、特に前大統領が掻き回して白人至上主義を謳歌するようになって以来、白人以外への差別が風潮になってきたアメリカへの警告みたいなものを感じました。
エルビスが、プロデューサーであった大佐の呪縛から逃れられない人生だったのが本当なら、心が凄く痛む話だと思います。
右を見ても左を見ても、いつの時代も「お金」「お金」「お金」
お金を追いかけ続け、誰も幸せになれないのは、いつの時代も同じです
大佐役をトムハンクスが演じていたのですが、声がどう考えてもトムハンクスなので、やっと気がついたという感じでした
この変装を見て、Bohemian Rhapsody(Queenの伝記映画)で、マイク・マイヤーがEMI社の重役の役で変装して出ていたのを思い出しました。真似したのかなって思うと、なんかちょっと不愉快になりました
それと、特殊メイクが安っぽくて、だぶっとした頬がちっとも動かないのが、なんとも不自然。
安く仕上がった映画だったねぇというのが、最終的な感想です。
日本からシアトルへ戻る飛行機は、ビジネスクラスだったにも関わらず、映画を観ませんでした。
観たい映画がなかったとも言えます。最新の映画を楽しむのだったら、やっぱりUnited Airlinesです