小学校受験に向き不向きがあるのか?子供のよしあしに目を向けがちですが、親の受験と呼ばれるほど「親ができているかできていないか」が重要なポイントになると考えます。どんな親だと小学校受験に落ちるか? 小学校受験当日に目撃した問題のある親を見て個人的な見解をお話しします。

 TODAY'S
 
小学校受験に向いていない親

 

1.規範意識が低い親 

2.生活習慣が乱れている親 

3.厳しく叱りすぎる親 

 

  1.規範意識が低い親 

 

 「型破りに生きてるから 

ルールやぶってなんぼだぜ~!!」 

 

 というロックな考えの親は 

向いていないと思います。

 

 特に国立小学校では

 「規範を遵守できるか」が

重要視されています。 

 

学校説明会や願書を取りに行った際、

禁止されているのに

車やタクシーで

向かいませんでしたか?

(学校は見てますよ)

 

電車の中で子供は

靴を履いたまま席に立ち

窓の外を眺めているのに

親御さんは

ずっとスマホを見ていませんでしたか? 

(いるね、うん)

 

レストランでお子さんが

騒いでいるのに

親御さんはずっとお友達と

おしゃべりしていませんか。 

(つい夢中になるとね、盛り上がるよね)

 

保育園や幼稚園で

安全を考慮してフリフリの服や

フードが禁止されているのに

華美な服装など着せていませんか。 

(いるね、ファンクな親子)

 

登園時間を

5分遅刻していませんか。

(はい、私です)

 

園に着いて

親御さん自らほかの保護者や

先生に挨拶していますか? 

(私のブアイソぶりときたら…)

 

 国立小学校では

入学後はキャラクターもの持ち込み禁止。

小学校受験の服装は”動きやすい服装”と

指定されていますが

ド派手な鬼滅の刃のトレーナーで臨めば

それだけで悪目立ちします。

 

それ、試験にふさわしい服装か?

 

もし学校説明会に出席し

ホームページをくまなく

読んでいれば

そんなふざけたチョイスになりません。 

 

 小学校受験の面接で 

「今日はどうやって 

学校まで来ましたか?」 と聞かれ

 「車できました」 

とお子さんが答えたら即アウト。 

今までの努力がパーとなります。

一方、
ゆきすぎたルールで
厳しく縛りつけるあまり
お子さんが新しい試みに対して
委縮してしまうのは逆効果。

命にかかわる行為については
問答無用で厳しく
叱ってもよいと思います。

それ以外の

 

気になる行為を見かけたら
「こんな時はどうしたらいいんだっけ?」

「なぜダメかわかる?」
と考えさせると
次から気をつけようと
自分を律する心が育ちます。


小さなルール破りが積みかさなり
やがて迷惑行為を起こす残念な若者
のニュースも目にします。

お子さんができているか、の前に
私自身ができているか?
と問いかけることが
大事だと思います。
 

 

 2.生活習慣が乱れている親

 



文科省が調査した

「全国学力・学習状況調査」によると

朝食を食べない小中学生の割合は
小学6年生 13%
中学3年生 39%

平日にTVなど3時間以上視聴する子どもは
小学6年生 46%
中学3年生 39%

平日23時以降に就寝する小学6年生の割合は
小学6年生 19%
平日24時以降に就寝する中学生3年生の割合は
中学3年生 39%


え?
これは子供が悪いのか・・・?

ちがいますよね。



親が意識して律しないと
つい一緒にだらだらテレビをみつづけ
夜更かしを許しているのではないでしょうか。

 

ちなみに6歳は9〜13時間が

理想の睡眠時間だそうです。

7:00起床なら

21:00ごろまでに

寝られるといいですね。



調査によると

朝食を毎日食べる等、
朝食の頻度が高い方が
学力調査の正答率が高いことが
分かっています。


国立小学校では
と・に・か・く
体力が必要です。


(正直
入学後1か月は
親がくたくたになりました)

国立小学校では
保育園時代よりも
1時間以上も早く起きて
自分で身支度して

朝食を食べて
電車に揺られて
通学を続ける体力が必要となります。

授業によっては
半日以上、外で走り回り
学校内を探検し
くったくたになって帰ってきます。

夏になれば登山など
林間学校のように

猛烈に体力を消費する行事も
学校によってはあります。

寝不足ですと
朝、元気に目覚められず
学習意欲も低下してしまいます。

当然、朝食抜きで
学校へ行けば
体力も集中力ももちません。

正直、私もついSNSを見すぎたり
Youtubeループが始まったりと

つい夜更かしをしてしまい

子どもには朝食を食べさせて

自分は抜いて出勤してしまうなど
受験を決断するまで
本当にだらしなかったです汗

 

スマホはスクリーンタイム機能で

休止時間をセットし

22時以降は時計と通話以外は

使えなくしました。

小学校受験を決断したその日から
生活習慣を見直しましょう。
親の覚悟が必要です。



 

 3.厳しく叱りすぎる親 

 

 国立小学校受験当日。

電車から学校の待機場所まで

同じだった親子がいました。

その親御さんはとてもピリピリしており

なにかとお子さんを叱っておりました。 

 

受験当日、粗相のないように 

神経質になるのもわかるのですが 

 

 「よけいなことするな!」

 「きょろきょろするんじゃない!」

 「おとなしくしろ!」 

 と終始、命令口調。

 

あまりにも厳しく細かく叱っているので

おうちでの様子が心配になるほどです。

お子さんが完全に委縮していました。 

 

傲慢な親に育てられたら

「そのおもちゃかせよ!」

「そこどけよ!邪魔だ!」と

他の子にも命令口調をするでしょう。

 

残念ながら二次考査には残っていませんでした。

 

 私も朝から晩まで仮に夫から 

 

「おい朝食作れ!」

「洗濯しろ!」 

「夕めしをすぐに出せ!」 

 

 なんて命令され続けたらげんなりします。 

即離婚です!

 

 (夫の名誉のために言っておくと

そんなことをいう人ではありません) 

 

命令口調は

思考停止するため

自分で善悪を考えない人間に

なってしまいます。

 

 1と重複しますが 

 

 「どうおもう?」 

「それやっていいこと?」 

 

自分で考えさせる余地を残す方が 

お子さんは伸びるのではないでしょうか。 

 

1~3を総合すると

最終的に

「学校の教育方針に合わない親」

となり、ご縁が遠のく場合があります。

 

私も子もご縁をいただいたとはいえ

まったく完ぺきではありません。

忘れ物はするわ、

プリント提出遅れるわ、

反省の日々は

入学後の今も続いています。

 

小学校受験に限らず

年齢に応じた子供の社会性を

身に着けるためには

まず自分を見直すことだな、と

改めて思った次第です。

 


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

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参照元
文科省
睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査の結果
https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/katei/1357460.htm

 

『国立小に合格する子の傾向③~国立小学校受験★合格体験ブログ~』お受験塾なし、自宅学習のみで国立小からご縁を頂きました。実際に国立小へ通い始めてどんな生徒さんがいるか?国立小に合格する子の傾向の一つを記します。(過去のブロ…リンクameblo.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

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