ピーナが先に手をさしのべて、「ヘロー、ミスターK」、Kさんも オーム
返しに「ヘロー 今日は」、二人の目は一本の線でつながったように思えました。
あれっ、Kさんは握手の手を離しません。 「Kさん、手を離して」と私。 (後で聞い
たところによると、電気が走ったように感じて手が固まっていたそうです。)
早速、その場で彼女はお父さん、一人の兄、姉、二人の女の子(15、18歳くらい)
を紹介したけれど、特にお父さんと兄さんが何を言いながら握手をしたか、全く分か
らなかったのです。 Kさんも高校は出ていますから、必死で「英語」を聞こうとした
のですが一つの単語も分からなかったのです。 それは、タガログ語とスペイン語
の強いなまりのため、我々の耳にはとても英語とは思えなかったからです。
空港には古いピックアップの自動車で迎えにきていて、12人が乗り込みました。
(日本では5人乗りのタイプです。) ボデーは日産、エンジンは クボタ ヂーゼル
です。
その車は、破れたマフラーから轟音と煙をあげて、市内にむかって やおら 走り出し
ました ・・・・少しの不安と 大きな夢を抱かせながら。 ・・・つづく。
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