道草、していますか?
昨日、スーパーからの帰り道に、荷物がほとんどなかったので、
回り道をしてみました。
普段は住宅街をトコトコ歩いて帰ったり、疲れている時は
バスに乗ってサッと帰りますが、
この日は大回りして、野原を抜けて行くことにしました。
野原に着くまでにも、緑の小道や、菜園の横道を通ります。
とても気持ち良かったので、子供と手をつなぎながら、
大きな声で歌を歌って歩いていました。
すると菜園から、おばちゃんが声をかけてきました。
「このベリー、食べてみる?」
「あ、どうも!子供が好きなんです」
「じゃあ、今すぐ摘んであげる」
「あら~、ご親切に。ありがとうございます!」
フェンス越しに、世間話をしながら、ベリーを摘んでくれた
おばちゃん。
摘んだ傍から、息子はムシャムシャおいしそう。
摘んだベリーを小袋に入れて渡してくれたので、
お礼を言って、また道草を続けました。
夏草の生えた野原は、気持ちいい風が吹いていました。
モグラの穴があったり、野ウサギの掘った跡があったり。
地面の凸凹に集中して歩いて、走って……。
急いでいたり、余裕がない時は、なかなか道草できませんが、
昨日は余裕があったので、気の向くまま、子供と相談しながら、
でも何気に主導権は私が握りつつ(笑)、道草を楽しみました。
ふと、小学校の頃の、学校からの帰り道を思い出しました。
歩道脇にある溝に入ったり、季節になるとアケビを取ったり、
何てことはない小道や草むらが、冒険に満ちていました。
あのワクワクした感覚を、久しぶりに味わいました。
ベリーを摘んでくれた おばちゃんに、それから、
子供の頃の道草を思い出させてくれた息子に、ありがとう!
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