ザッハークの暇つぶし -11ページ目

ザッハークの暇つぶし

 ~ワニとヤモリとヘビとタランチュラとサソリ、そして總統についての雑文~

世間ではWBCで賑わっていますが、
個人的には3/14まで開催されていたサイテスの会議の方が重要でした。

ニュースではリュウキュウヤマガメやフカヒレの規制が取り上げられていましたが
肝心のビルマホシガメの付属書Ⅰへの昇格がどうなったかの情報が皆無で不安でしたが、
環境省のHPで確認したところ「めでたくなく」付属書Ⅰへ昇格しておりました。

よくサイテス規制になったとたん規制前の購入が増えるといいますが、
それも当然。
付属書Ⅱまでは散々無規制で国内流通させておきながら
付属書Ⅰ種になったとたん正規輸入から流通の証明書を出せという無茶振り!
サイテス関連の国内法である「種の保存法」施行後は
登録票のない個体は無償を含めて一切譲渡禁止という厳しい規制になります。

愛好家による国内での繁殖がよく聞かれるようになっていただけに、
以降の国内での繁殖は下火になりそうな予感がします。
(あれか?希少動物の繁殖は動物園とか研究所とか高尚なお方がやるべきで
一般の飼育者は手を出すなとかいうやつか?)

密輸個体の流通を防ぐためという大義名分がありますが、
それならそれで国内での繁殖・流通を活性化させる意味でも
寄生は逆効果な気がしますが…
(種の保存ならぬ種の絶滅法だと一部でいわれているそうです。)

ちなみにアメリカでは国外への流通は付属書Ⅲであっても厳しいそうですが、
逆に国内で流通するのは付属書Ⅰであっても厳しくないとか。

今回の動物愛護法の改正で規制された
ペットの通信販売にしても販売そのものではなく、
「対面販売」義務化という無茶苦茶な規制。
(しかも例外をいっさい認めずとかいうおまけ付きで)
犬猫爬虫類を一緒くたに規制しないで欲しいと切実に思います。

ペット飼育の立場からみれば合法的に飼育するためにいろいろ案がでるのですが
規制する側はどうも性悪説の立場で考えているようです。

まあいろいろ述べてきたわけですが、
結局何がいいたいのかというと
本当ならあと3年位してゆっくり準備してから買おうと思っていた
ビルマホシガメを規制までに導入せねばならなくなったというわけで…

去年のぶりくら以上のピンチです…
久しぶりに実家に帰ったついでに
北九州にある爬虫類店を尋ねてみたら…
シャムワニのベビーが売っていたでござる。
お値段約20万円とお買い得!
うちのヨウスコウに比べると口先が長くていかにもワニ!という感じでした。
格好良さではクロコダイルに分があるというのか!!

ちなみに以前別府で成体サイズのシャムワニを見たことがあるんですが、
イリエワニほどではなくとも怪物サイズ。
餌を少な目にすれば成長を遅くさせられるらしいですが、
パワーフィーディングなんぞやった日には、
あっという間に巨大ワニ誕生となるそうな…

最近欲しいと思えてきたのが
クモヤモリ(Agamura persica)
手足の細長さに定評のある地表性ヤモリ。
2008頃の入荷情報ばかりで
最近は入荷がないようです。
どこかの物好きがついでに入荷してくれるのを待つしかないかな?

さて、前回紹介したカロライナデビルスコーピオン(Vaejovis carolinianus)ですが、
導入した個体は6体いたのですが、
ストライプテール(Hoffmanius spinigerus)と同じ感覚で飼っていたら
4/6死亡…4/6生存じゃなくて死亡…現在生存2匹。
雨森さんでメキシカンブロンドが買えたじゃないか…と激しく落胆。
朝には元気に動いていたのが夜には突然死と原因も不明…
結構立ち上げが難しい種類だった?
とりあえず残った2匹の様子見です。

ちなみに突然死というか
「きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。死んでるんだぜ。それで。」状態なので
標本としては問題なさそうなのですが、いかんせん身体の小ささもあって
普通の標本にしても見栄えがしない出来になりそうなので
これについてはとある計画進行中…
某所で新入荷情報があったので出遅れましたが無事購入できました!
「Vejovis carolineanus」ことカロライナデビルスコーピオン
ビジュアルガイドやThe ScorpionFiles だと
「Vaejovis carolinianus」(サウザンデビルスコーピオン)として紹介されていますが
ほかにカロライナの名を冠する種もいないみたいなので同一種と思われます。
外見も似ていますしおすし。
…というか属名もVaejovisじゃなくてVejovis…
昔あったロッチのビッ○リマンを思い出してしまいました。

外来生物法でサソリの輸入には種名証明書が必要だそうなのですが、
一体どんなインボイスネームで輸入されてきたのか激しく知りたいところです。

名前の通りアメリカ東部のカロライナに生息しているとのこと。
H.spinigerus(ストライプテール)は大体南西部なので東西で離れている模様。
もしかするとHoffmanius属になったのは西部のサソリだったり?

黒色なのに乾燥型という珍種。
赤砂でのレイアウトが似合いそうだとの指摘があったので
レイアウトしてみました。
ザッハークの暇つぶし-コレジャナイ

失礼、こちらは海外サイトで蒐集した
Parabuthus transvaalicusの赤砂レイアウトでした。

正しいのはこちら
ザッハークの暇つぶし-カロライナデビスルコーピオン
ストライプテールことspinigerusがHoffmanius属に変更されたため、
我が家では再びのVaejovis属となります。

外見の特徴としては背筋に一本キールがあり、
尻尾は両端がとがったキール状になっており、刺々しい感じがあります。
黒くて刺々しいあたりがデビルの名の由来かもしれません。

小型種とのことですが、
ミルワーム、レッドローチでも補食できる大きさなので
餌には困らなさそうです。
ストライプテールに似て結構アクティブです。

ビジュアルガイドでの紹介文が
『あまりパっとしない外見』
『もしかすると格好よく大きくなるのかもしれないと思った人ぐらいしか
 飼わないのではないか』
と凄まじい評価がされていますが、
黒くてキョクトウっぽいサソリは現状では他にはおらず、
大きさはともかく、外見で言えば「ジャイアントデスストーカーもどき?」
として人気が出るかもしれません。
もちろんジャイデス好きの私も大好き!

ちなみにジャイデスと比較するとあちらは青黒っぽい黒色に対して、
こちらは赤黒っぽい黒と言った感じです。

最後に、Vaejovis carolinianusというインボイスネームで
南アフリカ産の黒くて尻尾が立派なサソリを輸入する猛者が
現れることを切望しておきますが、私は遠慮しておきます。

おまけ

ザッハークの暇つぶし-デブルスコーピオン
WC個体として売っていたら持ち腹期待できそうなH.spinigerus(ストライプテール)
…またの名をアリゾナ「デブ」ルスコーピオンといいます。
もちろん未交接CBなのでありえませんけど…
これで出産したら単為生殖が証明できるわな。