さて、去年上野動物園に行った際の心残り。
上野動物園には日本で唯一コモドオオトカゲが展示されているはずなのですが、
事前にホームページで確認したところ、
「2008年4月以降、上野動物園のコモドオオトカゲは、繁殖のためにシンガポール動物園にいます。」
ニュースを追いかけてみると繁殖にも成功しているらしく、めでたい話なのですが、
現在国内では見られないというわけでして…
「諸君 私は爬虫類が好きだ
(中略)
よろしい ならばシンガポール行きだ。」
──なんて思っていたら某總統の国からも
「上手くいけば以色列金蠍
のベビーが見られるかも?」とのお誘いもあり、
そろそろ年末の身の振り方を真剣に考えるときが来たようです。
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閑話休題
先日の記事で♂確定してしまったニューリバーラストランプ(Aphonopelma sp.)
ペアリングを考えていましたが、
そもそもこの個体自体がWC入荷だったわけで、
そう都合よくメスが売っているわけが…
あった。
というわけで、ニューリバーラストランプ(Aphonopelma sp. new river)
一応♀という個体。
大きさ的には♂と同じくらいなので
繁殖可能だと思いたいけどどうでしょうかね?
でもAponopelma属の繁殖って条件が厳しかったような…
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ついでにラストランプを探していたら
鰤産の出戻りAphonopelmaがいたので
なんとなくゲット!
メキシカンフェアリー(Aphonopelma serratum)
写真とってアップしようとしたらいきなり脱皮したおかげで
この記事の掲載が一日遅れました。
私的にはタランチュラの色合いは
Brachypelma:赤+黒
Aphonopelma:金+黒
なイメージがあるのですが、
こいつはそのイメージにそぐわない奴で、
赤+灰色系統になるらしいとのこと。
ちなみに詳しい情報はこの名前で検索して出てきた
某ブログとか参考にしてます。
(かつてのメキシカンマリンチェ(Aphonopelma sp. Malinche)と
いわれていた種と同じらしいとのこと。)
~余談~
マリンチェっていうのがコルテスのアステカ征服の際に
裏切った現地人の女性のことらしいのですが、
まさか大航海時代Ⅲでお世話になった
ドーニャ・マリーナ
と同一人物だったとは…
(本名:マリナリ→スペイン風に改名してマリーナ→
現地で訛ってマリンチェという変化らしい
ドーニャは敬称とのこと)
かなり活発に動いており
写真も走り回る直前のものです。
とりあえず置き餌を食べてくれているので
餌食いも問題ない模様。
マイナー種なのかビジュアルガイドにも記載されておらず、
飼育方法は適当に模索中です。
♀であってくれればいいんだけど。
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本日の總統
──ニューリバーラストランプについて
夫婦仲がうまくいかないなら、換えてみるのも一つの考えじゃない?
(死別したり離別したりで奥さん四人…)
簡単に売っている種じゃないんですけど。