先週末の雨が終わった辺りから、少し涼しくなってきました。
沖縄より福岡の最高気温が高いとか、信じられない猛暑のために
我が家でも数体の犠牲が…
チャホウアとかブラジリアンブラックとか・・・
今までは真冬の暖房ばかり考えてきましたが、
真剣に真夏の対策が必要かもしれません。
------------
お盆休みは実家に帰省中(といっても同一県内ですが)、
北九州市の「いのちのたび博物館」で昆虫展
が開催されているので
見物に行ってきました。
夏休みの昆虫展といえば子供たち向けの
カブトムシやクワガタが中心のイメージがありますが、
水生昆虫や擬態昆虫(ナナフシやコノハムシ)の展示、
蝶標本の展示などもあり、さらには
「タランチュラ、サソリをはじめとする毒虫・奇虫」があったので
これが一番の目的になりました。
子供の頃の純真なカブトムシ愛が懐かしい…
ちなみに展示ポスターに載っていた毒虫組は
タランチュラ:メキシカンレッドニー
サソリ:シャイニーバロースコーピオン
タランチュラはメジャーどころだと思いますが、
なぜにシャイニーバロー…?
ちなみに展示には有名な蝶コレクターの標本なども
でていましたが、やはり生きた虫の方が人気でした。
まずは外国産の巨大なキリギリスとかナナフシとか…
このケージだけ2重で厳重にしてあったのですが
よく見ると植物防疫法に関して大臣許可による特別輸入&展示の表示が!
植物防疫法の規制で生きたバッタとかコオロギとかは
輸入が厳しいって言われていましたが、
学術展示だと許可が出るとは。
次はぜひ生きたリオックを展示して欲しいものです。
で、タランチュラ
まずは定番のBrachypelma smithi(メキシカンレッドニー)
他のBrachypelma各種もいましたがやはりこれが最高!
60cmケージに一体のみという超ゆとり飼育。
うちのタランチュラに知られたら
集団で脱走されかねない諸刃の刃。
サンタレムピンクヘアード
スミシーの節が赤から白になった感じで
結構綺麗な固体だったので欲しいかも…
他にもインディアンオーナメンタルとか
ゴライアスバードイーターとか定番ものですが、
見応えのある種類の展示でした。
あまり動き回らないのはしょうがないですが…
サソリはチャグロやアジアンフォレストとかのメジャーどころ
デザートへアリーがいたのは少し驚きましたが、
さすがにキョクトウサソリはいなかったか…
キリギリスの仲間を植物防疫法の特別許可で輸入展示できるなら
サソリも特別許可で輸入展示できれば見応えがあるなあと思うのは
サソリマニアだけの発想ですけど…
(ジャイアントデスストーカーのあのアクティブさは
実物を見ないと分からない、と思っていますので)
ムカデはフェザーテールとか
チャイニーズとかベトナミーズとかのトビズムカデとか。
イメージほど動き回らないので少し残念。
そしてウデムシ、なんと展示中に脱皮を始めていました。
これはうれしいアクシデント。
最初は脚を揃えて脱ぎ掛けでしたが
20分ほどで脚が全部脱げてあとは腹部のみの状態になっていました。
ケージの中に餌のコオロギが放されたままだったので
少し不安になりますが、広いケージなので大丈夫なのかな?
ヒヨケムシ(背後のケージに少しヤスデが見えます)
黄色で無毛タイプの一番好きなタイプです。
ヒヨケムシも魅力的なんですが、このタイプは長期飼育例が
ほとんどないという超難関種。
羽毛タイプとか黒タイプは少し簡単という噂もあるのですが…
奇虫に限れば大人でも結構楽しました。
------------
本日の総統
ちなみにタイワンカブトムシは沖縄で外来種として問題になっているが
タイワンオオクワガタは逆に我が国の法で厳しく保護されているぞ。
カブトムシとクワガタ、どこで差が付いたのか。慢心、環境の違い。
昆虫に限らず、台湾と日本、とくに沖縄は気候も近いので
物流が盛んになった日本統治時代にいろいろと移入した種が多いようだ。
気候が近いということは近縁種もいるというわけで、
こういった場合は交雑による遺伝子汚染もあり重大な問題になる。
結果として外来種として規制されてしまった種も多いな。
タイワンスジオとかタイワンハブとかタイワンリスとかタイワンドジョウとか…
もちろん台湾と大陸の間でも移入種問題があるのだが…
──やはり一番問題となったのはアレですね
(↑台湾に最大級の被害
をもたらした外来種)
うわなにをするやめrくぁwせdrftgyふじこlp