・・・わたしの人生がいつもギリギリで唐突なのは、自分の意思を把握することに時間がかかるからだと気付いた。
6年前、カウンセリングを始めた当初から指摘され続けてきたことは「micaさんは、自分の感情を感じられていないことがあるから、なるべくリアルタイムで感じられるように練習しましょう」だった。
その時に感じるべき感情が感じられていない・・・例えば、本音を感じたくないがために別の感情や思考で感情を覆い隠したり、その感情がなかったことにする(無意識的であることが多いが)と、しばらくした後で、なんだかわからないけどモヤモヤしたり、急に怒りがわいたり、落ち込んだりする。
しかも、その波は、きっかけとなる事が起こった数日後に押し寄せてきたりするものだから、後から振り返って「こんな気持ちになるのは、あのことが発端かも。いや、もしかしたら、あの子が言ったあの言葉??」なんて犯人探しを始めてしまうと、他人や自分に対して疑心暗鬼になったり、お門違いのことを「犯人」にし、冤罪を生んでしまうこともある。
自分の感情が掴めないって恐ろしい。
だからなるべく、その時々に自分の感情に気付くことが大切なのだ。
わたしは、担当カウンセラーからのアドバイスで「今何を感じているのだろう?」と、いちいち確認する癖をつけるようにした。
その甲斐あって、以前に比べたら格段に早く自分の気持ちに気付けるようになった。
・・・繰り返しになるが、自分の感情や考えていることを捉えられないということは、本当に恐ろしい。
進行していくと「何かが違う・・・苦しい。でも何が原因なのかわからない。どうすればいいのか検討もつかない。」と言う風になってくる。
進行していくと「何かが違う・・・苦しい。でも何が原因なのかわからない。どうすればいいのか検討もつかない。」と言う風になってくる。
まさにカオスだ。
人生をスムーズにいかせるには、ここは最重要事項になってくるなぁと、つくづく思う。
『感情はちゃんと感じてあげれば、自然に少しずつ消えていく』とよく聴くが、なるほどその通りで、感じさえすれば、最初はズキズキと疼いていた傷も知らないうちに消えているし、感じられればその感情を解消するために行動を起こすことも決められる。
『とにかく感じること!!』
これはわたしにとって人生の大きな課題で、ずっと大切にしていきたいと思うことだ。