ここ2年くらい、忙しくて
思うように舞台も観に行かれないのですが、
今年一本だけ観たお芝居。

少し前になりますが、
美輪さんの「黒蜥蜴」です。

劇場に入った瞬間から、
その舞台が始まっているかのような、
徹底したコダワリを感じました。

お芝居の中身はもちろん、
舞台の衣装、セットの美術や配置の仕方、
緞帳のデザインや使い方、
使用されていたドライアイス
(本物を使うと臭いにおいがしないけれど費用はお高いそうです)
劇場内に香る香水に至るまで・・・。

日常と完全に切り離して、
観客を異世界に引き込む仕掛けがたくさん。

個人的には、
いろいろなシーンでの立ち位置や配置が、
とても綺麗な一枚の絵のような構図に
なっていたんじゃないかなと感じました。

もちろん、舞台にかける予算がないと
できないことですが、
それでもここまでのコダワリってすごいと思います。

プロの仕事ってこういう事なんでしょうね。
単に舞台を観た、というだけでなく、
その中に込められたプロの意識の高さを
感じる事ができて、勉強になりました。

私もあんな風にレベルの高い何か、ができるように
ひとつひとつ、がんばっていきたいなぁ。