Perfumeって何?オルタナティブ -124ページ目

Last Date

"When you hear music, after it's over, it's gone in the air, you can never capture it again."

 「音楽は終わると,空中に消えてしまう。二度と取り戻すことはできない」

                          By Eric Dolphy

 Eric Dolphy 36才。
 死の直前にレコーディングされたアルバム。
 彼は自らの死を知っていたのだろうか…


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明日に向かって撃て!



先行種

生物には「先行種」というものがある。
トリケラトプスという三角竜は,一本角のモノケラトプス,二本角のバイケラトプスを経て,
高度にバランスされた形で現れたが,このトリケラトプス以降,角の数がむやみに増え,
多角竜となって絶滅したそうです。
過剰に適応した結果,自分の武器である角によって動きが鈍り滅んだのである。
そして,時を経て「さい」が現れたのだが,その系譜は直接には繋がらない。
氷河期(160~10000年前)のスミロドン(サーベルタイガー)は虎とよく似ているが,前足
は短く,猫のようには早くは走れなかったという。

スミロドン

約2億4800万年前~2億1200万年前生息した植竜類(フィトサウルス)は外観はワニと
そっくりで,水中で生活していたのだが,ワニの直接の祖先ではない。

フィトサウルス

水中生活に適した最適化を図ってたどり着いたのが,現在のワニなのである。
まるで自然が,環境に適応するかどうかを実験しているようなのである。

さて,その先行種を持たない種別がいる。それが,”人間”である。
かつて,地上に人型の種が存在したことはない。
人間は自然が生んだ先行種なのか。
そして,人間は,自己の持つ矛盾によって自らを滅ぼそうとしているのだろうか…


深夜特急

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「なぜたった1日で会社を辞めてしまったのか。
理由を訊ねられると,雨のせいだ,といつも答えていた。
私は雨の感触が好きだった。雨に濡れて歩くのが好きだったのだ。
雨の冷たさはいつでも気持ちよかったし,濡れて困るような洋服は
着たことがなかった。
ところが,その入社の日は,ちょうど梅雨どきであり,数日前から
長雨が降り続いていた。
そして私の格好といえば,着たこともないグレーのスーツに黒い靴を履き,
しかも傘を手にしているのだ。
よほどの大雨でもないかぎり傘など持ったこともないというのに,今日は
洋服が濡れないようにと傘をさしている。
丸の内のオフィス街に向かって,東京駅から中央郵便局に向かう信号を,
傘をさし黙々と歩むサラリーマンの流れに身を任せて渡っているうちに,
やはり会社に入るのはやめようと思ったのだ,と。この話に嘘はない。」

   (沢木耕太郎 深夜特急2より)
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サンケイ新聞の夕刊で「深夜特急」の連載が始まったのは1984年6月17日からである。
この,会社を辞めたくだりは,初出ではないと記憶している。
確か,雑誌の見開き2ぺージの中に書いてあった。なんの雑誌だったか…

”雨が降ったら困るような服を着なきゃならない。
 そう思って,僕は会社をやめた。”

こんな風に記憶している。
そして,そのずっと後,僕も会社を辞めることになる。

Black Jack

「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんて
 おこがましいと思わんかね……………」

「天地神明にさからうことなかれ,おごるべからず。
 生き死にはものの常也,医の道はよそにありと知るべし」

「わたしには一生わからないかもしれない…
 わたしには切るだけが人生なんだ」


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