ギターライブ
ポリフィアのティム・ヘンソンのギターを聞きに行ってきました。
ポリフィアはロックバンドと位置付けられているけど、型にハマらない複雑かつ自由なスタイルの音楽性を持つバンド。
一音も聞き逃したくない繊細なギターフレーズをヘッドフォンでじっくり聞くのもいい。
でも、その音をライブ会場の大音量で体感してみたいとずっと思ってた。
バンドの結成は2010年。
現在のメンバーは、ティム・ヘンソン(ギター)、スコット・ルペイジ(ギター)、クレイ・ゴバー(ベース)、クレイ・アエスクリマン(ドラム)。
ティム・ヘンソンのワンマンバンドと思いきや、スコットがショーの進行の中心となりファンとバンドの架け橋となり、その傍らでティムがギターを弾きまくるスタイル。
ベースとドラムスのクレイがリズムを担い曲を引き締め、バンドとしてしっかりまとまっていた。
ティム・ヘンソン
あのユニークなギターを弾くティムのバックグラウンドを探ってみたくなった。
ティムは、テキサス州で1993年11月19日に生まれる。
白人の父親と中国人の母親の間に生まれたため、子供の頃通っていた中国語の学校では白人とのミックスとして差別を受け、中国語を学ぶことより音楽へと関心が移っていった。
母親はプロのミュージシャンではなかったがバイオリンを弾いていた。
父親はガレージバンドをやっていて、ギターについての基本的なことを父親から学んだとインタビューで語っている。
バイオリンを弾き始めたのは3歳の時で、中学時代はバイオリンとスケボーを持って通学するような生徒だった。
小学校から学校のオーケストラでバイオリンを弾いていて、中学から18歳までは学校外のオーケストラに在籍していた。
W6RSTのインスタグラムより
ギターを始めたのは10歳のとき。
大学に進学後、ツアーに出て本格的にバンド活動をするようになる。
両親に大学には通わずバンド活動をしていることを打ち明けたところ大反対されるが、”Indiegogo”のクラウドファンディングで得た3万ドルでレコーディングを実現する。
その後、5年かけてバンドは収入を得られるまでに成長していく。
ティムのメインの活動はポリフィアだけど、W6RSTやYouTubeの活動もランダムに行っている。
グラフィックデザイナーをしていたこともあるティムのファションやインテリアのセンスは、そうした活動にも充分活かされている。
Polyphia - Playing GodのMV
自宅を改造して作ったティムのスタジオ
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