沼落ち
2019年まで、アイドルについても韓国についても何も知らなかった私。
活動期間の長いスーパージュニアの現在を追うだけで精一杯なのに過去の曲や出来事を含めたら、ものすごい情報量になる。
見聞きしたものをアウトプットしながら覚えようと思ったのがブログを書き始めるきっかけです。
振り返れば、J-POPや洋楽は聴くのに韓国の音楽については疎い。
手当たり次第に韓国のアーティストを聴き始めると、なんと歌のうまい歌手の多いこと。
韓国語のラップにもハマった。
そして、そんな色々な良さを全て兼ね備えたスーパージュニアの沼にハマり抜け出せなくなりました。
兄さんの取り持つ縁
スーパージュニアと出会い、次はライブだ！と思ったタイミングで、2019年3月にイェソン来日。
イェソンのソロコンサート、Y's Storyのライブ当日、会場の豊洲PITへ向かうものの大遅刻！
イェソンの姿を見るのは諦めて、立ち見だった会場の後方で聞いていたら、自分の横からステージが良く見えるよと教えてくれたELFちゃんがいた。
米国からイェソンのミュージカルとライブを見に来ていたナンシーさん（仮名）。
どこから見ても日本や韓国から来た方には見えなかったので、聞くと、2月に母国である米国を発ち大阪に滞在してイェソンのミュージカルを堪能た後に、引き続き休暇を楽しみながら、東京へライブを見に来たとのことだった。
なんと優雅な！
大金持ちのマダムか？！
後から、世界でもスーパージュニアのライブ活動が極端に少ない北米のELFは、そうして中南米やアジアまで遠征してくることを知りました。
ライブの最後に、ナンシーさんと私はメールアドレスを交換して別れました。
ELF旅に出る
それから半年近く経った7月、ひょっこりナンシーさんから連絡が来た。
「8月はイェソンのお誕生日だから、SMの本社のある駅に広告を出したの。それを見に行くついでに一緒に観光しない？」
え？アイドルのために海外遠征？韓国行ったことないし、だいたい誕生日に広告を出すって何事？
好奇心旺盛な私は、初めての韓国行きを決心して夏休みをとることにした。
私たちは、ウニョクが出演していたミュージカル、Fuerza Brutaの会場、チャムシルのFBシアターで待ち合わせをすることにした。
Fuerza Brutaは、日本でも上演されたことのあるアルゼンチン発のミュージカルで、ステージセットが移動したり、演者が天井から現れてワイヤーに吊るされ、空間を利用して観客と一体化して楽しませてくれるもの。
初めての土地で、ウニョクがワイヤーに吊るされ、自分の頭上の近いところをぶんぶん飛んでいるシュールなシチュエーション。
薄暗い会場の中でナンシーさんを見つけ、私たちは無事再会を果たします。
➡ Part 2へつづく
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