創作「『八十亀・・・』第80巻?」2 | 如月エルフのブログ

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セーラー服とマンガと○○と呪われし女装子

3日前の創作小説の続き。今回はそれについての解説。
前回はいくつか省略している所がありました。それぞれ・・・。

「この様子、さながら・・・」のあと。以下同じ。
「モリアーティ教授との対決で死んだとされていたシャーロック・ホームズが3年後にワトソンの前に姿を見せた時。『空家事件』参照」
「最近では『ダイの大冒険』のアニメでアバン先生がカール王国の王女のフローラの前に姿を見せた時。先生は一度死んだ事になってたからそりゃあ気絶しますわよ」
「ていうか、うちは死んでへんで。誰や、ウソ流したんは」
「うちら誰もあか先輩が死んだとまでは思ってへんから気にせんでええで」
「だ」

「そりゃそうなりますよ。これはつまり・・・」
「『ガッチャマン2』で死んだはずのコンドルのジョーが科学忍者隊のみんなの前に現われた時に、大鷲の健がなぐったんだったか。そりゃ、生きててずっと連絡して来なかったらなぐりたくもなるな。もっともサイボーグとしてよみがえった事はまだ知らされてなかったけど」
「これも『ダイの大冒険』だけど、ポップが死んだと聞かされたあとに無事な姿を見せたらマァムがなぐるけるしたんでしたか。そういえば笹津先輩と声優さんが同じですわね」
口笛を吹く。
「これも大鷲の健やアバン先生がやってなかったけ」
「だ」

「これはすなわち・・・」
「『私が愛したウルトラセブン』のアンヌ隊員の人。番組のレギュラーになった時に学校をやめて終了したら復学したというのは本当なんだろうか」
「アニメ『一休さん』の哲斉さん。一度侍になるつもりで寺から出ていったけどまた戻ってきたんだったか」
「ええと・・・」
「古い番組ばかりだからついていけないみたいですわね」

以上。文章が長く煩雑になるので、カットしたというわけです。
それぞれ見比べながら読んでいって下さい。
次に、今回の創作を書く事になった動機について。

「八十亀ちゃんかんさつにっき」の単行本は、今現在発売中の第12巻まで、月刊ComicREX掲載分からそれぞれ5話か6話分ずつ第67話まで収録されている。
そして間もなく発売される最終巻の第13巻は、第68話から最終話の第74話まで収録されるとすると、7話分だから、単行本がいくらか分厚くなる。
一方ではこういうネタがある。
シャーロック・ホームズの小説本は、長編が4冊、短編集が5冊ある。日本でも色んな出版社から発売されているけど、新潮文庫版は短編集が分厚くならないように、冒険、思い出、帰還、事件簿のそれぞれから抜き取った「シャーロック・ホームズの叡知」というのを設定している。

次回に続く。