創作「『八十亀・・・』第80巻?」1 | 如月エルフのブログ

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「『八十亀・・・』第80巻?」

「やあ、やん菜。えへへへ~。・・・え、何や、何急に倒れんねん。え、気い失うたん?わわわ、どないしよ~。酒は未成年には飲まされへんし」
写真部部室に突然1人の女性が入ってきて、笹津やん菜の所へ行き顔を見せた。すると相手は気絶したようである。
「おい、部長に何をした。あ、あなたはあか先輩。そうか。そりゃ突然やってきたらびっくりするはずだ」
「部長、いなくなったあか先輩にものすごくあこがれてましたし」
「だ」
「この様子、さながら・・・」
しばらくそのままにしておいたあと、笹津やん菜はようやく起き上がった。
「あ、あか先輩、このやろ~」
突然、笹津やん菜は水瀬明南をなぐり出した。
「な、何やいきなり。暴力はあかんで」
「そりゃそうなりますよ。これはつまり・・・」
「それより、何で突然やってきたんや」
「うち、東京へ行って有名なモデルになるつもりやったけどあかんかった。だからといってやん菜の所へ戻っていっても何言われるかわからへんし。そやからこの際ここへ来ておどかしちゃろうと思うたら気い失うし、なぐってくるし、最悪や」
「違ぎゃあわ。よく戻ってきてくれたよ~」
笹津やん菜は水瀬明南に抱きついてきた。
「それで何でここへ」
「復学するつもりや」
「これはすなわち・・・」
「あか先輩なら大歓迎ですわ」
「だ」
こうして、学校に復帰した水瀬明南が新しい部長となり写真部は再出発しました。


「ていうか、これ何の話?」
「二次創作小説やで」
「それはわかっちょるわ。何のためにあるかや」
「『八十亀ちゃんかんさつにっき』の単行本第13巻が発表されるに当たって、こういう風になったりしないかなあという予想みたいのや」
「今回の話は載せられなかった出来事という事で」
「何や全然わからへんわ」
「詳しい説明は後日していくそうや。今回の話のオマージュについても」
「そうかいな。それより今回のタイトルの第80巻ってどういう事や」
「80を別の言い方にしてそれと似たような日本語に置き換えてみましょう、や」
「それより只草、今日スカート短くない?」
「きゃっ、陣先輩の80~」
「こんな風には言いません」
「相変わらずデリカシーがねえなあ」
「だ」
「それと、元の作品(第65話)ではあか先輩は笹津先輩の他は八十亀ちゃんとしか話をしてなかったのでそれらしく書くのに苦労したという事です」
「だ」