何と、あの「八十亀ちゃんかんさつにっき」が、今度は舞台化だそうです。
そうなると、例えばこういう風に?
そうなると、例えばこういう風に?
埼玉県入間市民会館より生中継
船員帽をかぶった女子生徒が入ってくる
「おっす!もういっちょうおっす!私は、田金高校の生徒会会長、神奈川出身2年、東風樫湘である。生徒会というからには、学校のまとめ役をしっかりと果たすべきなのであるが、役員共が全然仕事しよらん。おい、入ってこい」
2人の風変わりな女子生徒が入ってくる
東風樫湘「よーし、お客さんにあいさつしなさい」
「千葉出身2年、青那寺恵、フク会長」
東風樫湘「副の声を小さく言うな~、次」
「埼玉出身・・・2年・・・朝霞きぃな・・・会計・・・」
東風樫湘「声が小さい、ハキハキしゃべりなさいっ」
青那寺恵「うるさ~っ」
朝霞きぃな「会長のアホ」
東風樫湘「何だと、おい朝霞、何だその姿は。学生服と違うではないか。ここをどこだと思ってるんだ」
朝霞きぃな「入間市民会館」
東風樫湘「そうじゃなくて~」
観客席にいる女子、反応する
陣繁華「ああそれ、実際にドリフでやってた~」
東風樫湘「まあいい。今回は新しく転校生がやってきた」
青那寺恵「え、何で転校生が生徒会室に来るの?」
東風樫湘「転校生はまず生徒会にあいさつに来ることになっておる」
陣繁華「え、私とお兄ちゃんの時はそういうのなかったけど」
東風樫湘「入ってこい」
動物のような姿とメイド服姿の女子が入ってくる
東風樫湘「よーし、自己紹介だ」
「アライです」
「ヒムラです」
青那寺恵「あーーーあなた、ドクタースランプのアラレちゃんでしょ、再放送でアニメ見てたよ、よくそうやって動物の着ぐるみとか着てたよね、さすが鳥山明の地元名古屋には色んなのがいるわね」
東風樫湘「違うでしょ、『アラレ』じゃなくて『アライ』さん。青那寺、あんた、けものフレンズ知らないの?」
朝霞きぃな「メガネかけてない」
青那寺恵「ああそうだったね、あはは、どうぶつビスケッツというユニットが歌ってたって知らなくて」
東風樫湘「知ってるじゃないか~」
朝霞きぃな「ポケットビスケッツとブラックビスケッツなら知ってる」
東風樫湘「お前年いくつなんだ~」
朝霞きぃな「もう1人はシムラさん?」
東風樫湘「いや違う、『シムラ』じゃなくて『ヒムラ』」
青那寺恵「ああ少年ジャンプの」
東風樫湘「おお」
青那寺恵「るろうに剣心の緋村抜刀斎」
舞台にいる青那寺恵以外全員こける
東風樫湘「ちゃうでしょ~」
青那寺恵「ぼくたちは勉強ができないの小美浪あすみのメイド喫茶の同僚のヒムラじゃなくて~」
東風樫湘「それであってるやないか。知ってたら回りくどい説明すな~」
青那寺恵「だけどアライさんとヒムラさんって、まるでドリフで、だけど・・・」
東風樫湘「だけど何だ?」
朝霞きぃな「殉職刑事と新人刑事の関係に等しい」
東風樫湘「殺すな~」
陣繁華「そうかあ、荒井注が脱退したあとに志村けんが入ってきたんだったわね」
どこからか大声がする
「こら~生徒会」
青那寺恵「あれ、どこだ、どこだ」
朝霞きぃな「あ、あそこだ」
東風樫湘「キカイダーかよ~」
陣繁華「そういえば裏でやってたみたいね」
女子生徒3人と男子生徒1人が入ってくる
陣繁華「あ、お兄ちゃんだ」
「おい、何でてめえらだけで勝手に芝居やっとるんや。ちゃんと○□×△○□×△○□×△よー、わ~れ~」
笹津やん菜以外全員こける
東風樫湘「てめえ、関西のネタ使うな~」
笹津やん菜「ええやろ別に」
陣繁華「この個人芸やってた人、ルー大柴さんに似てないかしら」
只草舞衣「ほら、八十亀ちゃんがロボ化しちゃったじゃないのよ」
八十亀最中「ワタシ、カンサイ、シラナイ」
東風樫湘「おいこいつ、関西が来たらロボットみたいになるんかいな」
青那寺恵「大阪のいとこが」
笹津やん菜「わわわわわわ」
東風樫湘「てゆーか、何で貴様らが乗り込んでくるんだ」
青那寺恵「まるでひめゴトのアニメみたいだね」
アライ「ああそれ、私も出てました(小野早稀の声で)」
ヒムラ「私も(桑原由気)」
陣繁華「私も(東城日沙子)」
八十亀最中「おめーら、同じ声優ネタ使うんじゃにゃ~」
全員、八十亀最中をにらみつける
八十亀最中「え、何何」
朝霞きぃな「アニメ2さつめ第11話参照」
笹津やん菜「てゆーか、八十亀ちゃんかんさつにっきはうちら写真部がメインなんや。何でてめえらが勝手に舞台やってるんや」
アライ「わあまるでアクタージュみたい~」
ヒムラ「ハコネちゃんの作者の時はバクマン。って言ってなかったっけ」
東風樫湘「ヲタクの日々のネタまで持ってくるな~」
笹津やん菜「ええか、今度の舞台の出番があるんは、うちと、八十亀最中、只草舞衣、陣界斗だけや。おめえら生徒会のメンバーはまだ発表されとらんで」
陣繁華「私も発表されてないわよ~」
「私もよ~」
笹津やん菜「あれ、今どっからか声聞こえなかったか?」
東風樫湘「あ、ロッカーからだ」
青那寺恵「わ~何か出てくる、こわ~い」
陣界斗「たたりじゃ~じっちゃんのたたりじゃ~」
全員「ヒーンヒーンヒーンヒーン」
東風樫湘「って、何やらすんだ」
陣界斗「いや、ぼくあまり出番がなくて」
東風樫湘「てゆーか、じっちゃんってなんやねん」
陣界斗「いや、今は孫の世代で」
東風樫湘「ゆーんかいっ」
陣繁華「ええと、犬神家の一族でしたけ」
隣にいる友人「違うわよ」
陣界斗「ああわかった、八十亀のばっちゃんの」
八十亀最中「ばっちゃは死んどらんわ」
只草舞衣「八十亀の、って妙に聞き覚えのある気が」
東風樫湘「てゆーか、ロッカーから何か出てくるよ」
青那寺恵「わ~こわ~い」
ロッカーが開いて、そこから着物姿の女性が出てくる
笹津やん菜「なあんだ、ララちゃんか~」
初内ララ「ねえ、私の出番は?」
別のロッカーからも次々と先生、生徒達が出てくる
大半の人達、腰をぬかす
男子生徒の1人「おい陣、おれらにも出番よこせ」
他の先生、生徒達「そうだそうだ」
♪8時だヨ!全員集合の前半コント終了の音楽
舞台が回転する
ゲストの歌が始まる
―――終わり―――
あのお方の追悼のつもりで、前々から考えていたネタを今回出そうとして、変な方向に行ってしまいました。