主治医の先生からのお話や、両親からの説明で、息子も自分なりに何とか手術について理解したようでした。
もともと家族内にもやもや病患者がいるので、息子がもやもや病だと分かる前から、何回も説明したことがあります。
どんな病気?
「脳みそに血を送る血管が細くなって、血が流れにくくなったから、手と足が動かしにくいんでしょ?」
→あってる。
どんな手術?
「頭の皮と頭蓋骨の間に血管があるんだけど、その血管を、頭蓋骨をパカーって開けて、脳みそにペターって貼るの。
で、頭蓋骨と頭の皮をガシャコンって戻す。
『皮、血管、頭蓋骨、脳みそ』の順番を
『皮、頭蓋骨、血管、脳みそ』に変えるの。」
→あってる。擬音が変形ロボみたい…
手術の結果、どうなる?
「僕は子供で成長の途中だから、貼った血管が
『もしかして僕って脳みそに血を送らないといけないんじゃない?!』
って空気読んで脳みそにも血をくれるの。
先生とお母さんとお父さんはそれを期待してる」
→大枠はあってる!
他には何か知ってる?
「そこまで難しくはないです」
→直接バイパス術に比べれば…という話の流れで難しくない部類の手術とは先生が言ってたけども、お前が言うな感がスゴイ…
もうしばらくしたら、進行性の病気なので一生の付き合いになることを伝えようと思います。