【感想】
ノスティモというパン屋でバイトする漫画家志望の女子大生小春が主役のミステリー。人が死んだりするのでは、と心配しながら読んでいたが、そんな事はなく。事件らしい事件といえば、「第四章 さよならチョココロネ」のひったくりくらい。その他の“事件“は、バイト仲間の女の子が東京で2.5次元の舞台を観ていた事を推理したり、高校野球児のお守りにコーヒーが溢れた真相を推理したりと、あくまでもハートフル。最後のカレーパンを探す話が面白かったな。店長の「涙とともにパンを食べた者でなければ、人生の味はわからない」が良かった。
