大橋ゆうか さんのイラスト  REALITY(リアリティ) | タクヤNote

タクヤNote

元mixi『東大寺』『南都七大寺』コミュニティ管理人で、
現在は古都奈良の歴史文化の紹介、
アメーバピグや、配信アプリ『RIALITY』で知り合った人の
アバターの絵を描くなどの自作イラスト紹介をしています。

足掛け三年前になる2020年11月8日に始まる配信アプリREALITYで知り合った友だちのアバターを描く企画、去年の夏に休止宣言を発表してからは依頼を積極的に集めなくなったこともあり、すでに承けた依頼を捌けるという感じに最近はなっていました。そして今回最後の依頼となるイラストが完成しました。もしかしたら、このテーマでのラストのブログ記事になるかも知れないREALITYの友だち紹介とイラストを記事にあげます。

この依頼をしてくれましたのは大橋ゆうかさんという配信者です。ゆうかは小生のかつての相方だった人です。

小生が配信で相方を置いて配信をしたことは2022年2月9日の記事で紹介しましたが、過去に小生の相方になってくれた人は全4人。大橋ゆうかさんは2021年の10月に相方として配信を一緒にしました。

 

相方時代のゆうかとタクヤ 2021年10月16日

 

ゆうかは相方不在の時に、新しい相方を探して枠周りした時にミュート配信をしていた彼女と出会った人で、枠で小生がスカウトしたのです。

小生は自分が枠主でコメント欄に来てくれた人としっかりコミュニケーションが取りたいという目的から、相方には意図的に配信で声を出さないミュート配信者を選ぶことにし、過去4人の相方全員それぞれの事情で基本ミュート配信者でした。

他の相方は事情で配信で声を出さないということだったのでしたが、ゆうかは他の配信者とはちょっと違っていました。声を出さないのでは無く、障害で生まれた時から声が無いという理由でのミュート配信者だったのです。声だけでのコミュニティツールである配信アプリの中で、生まれつき声の無いゆうかには、他の人には無い苦労があったようでした。

声は無いゆうかでしたが、とても魅力的な女性で、彼女と一緒の配信はとても楽しく充実したものとなりましたが、相方であった当時のゆうかは多忙だったらしく、短い期間で相方を辞めてしまいました。

しかし次の相方 大天使陽衣を相方にしたからも、都合で陽衣が配信に来れない時に代役の相方を何度もしてもらうなど、むしろ相方を辞めた後の方が影の相方として小生の配信をずっとサポートしてくれる存在として関りは深かったのではないかと思います。

 

ゆうかがイラストの依頼をしてくれたのは、昨年の夏のことでした。ただその直後に最推しのふう[日常系]さんが消えてしまうという事件が発生したためREALITY休止宣言をすることになり、以後イラストを描く依頼を承けることは無く「これが最後」という依頼になってしまったのです。

イラストを描くときは必ずしっかりと打ち合わせをするのが流れになっていて、イラスト作成のコンセプトについて2021年11月26日の記事に書いたような説明をゆうかにもしました。自分としてはリアルな依頼者の人柄を描きたいと思っていたのですが、ゆうかが選んだのはREALITYのアバターにREALITYの自分が持っている衣装を着せて、そのイメージをイラストにというものでした。

はじめにゆうかが依頼をしたのが夏だったということもあり、当初ゆうかが着て見せたのはゆかたでした。

 

 

ただ最推し消滅で小生が意気消沈してしまったこともあってペンが握れない期間が長く続き、夏の依頼が秋に、冬にとイラスト完成がズルズル延びてしまってました。

一度ゆかた姿を描く話になっていたこの依頼でしたが、秋ごろに入りさすがに季節れということで一度打ち合わせをやりなおし、下の画像の天使のコスとコートにマフラーでやり直すことに。

 

 

 

小生はこの衣装から冬をイメージを広げ、クリスマスは過ぎてしまいましたが、一枚目は天使姿というところから聖夜の雰囲気で描きました。天使と言いながらセクシーランジェリーっぽい衣装でもあったので、いやらしさを抑えて天使のイメージをというところを意識しました。

 

 

そして二枚目のコート姿は雪の降る冬の日、空を見上げて歌っているゆうかというイメージで描きました。ここでポイントになったのがアバターの短いスカート。ローアングルで描くのはきわどいかなとは思いましたが、そこは俗に言われる「魔法少女・美少女戦士アニメ・マジック」、絵の世界の中ではどんなに短いスカートでどんなポーズであっても、スカートの中の下履きは絶対に見えないように描くお約束の技法をここで使いました。

 

 

 

両方のイラストで小生がテーマにしたのが「歌を歌う ゆうか」です。天使の方は金色のエンジェルのラッパに合わせて聖夜を歌うゆうかで、コート・マフラーは歌手っぽくスタンドマイクにバックでギター伴奏するタクヤも描き加えました。

歌を歌うゆうかという題材には深い意味があります。最初のゆうかの紹介文に書きましたが、彼女は障害で生まれつき声がありません。当然歌を歌ったことは無いのです。

彼女は自分の配信では、歌の動画をよく流します。そしてゆうかには小生の印象に残る言葉を(コメントで)言っているのです。

「私は声が無いから、自分の代わりに歌ってくれてる気持ちになる。だから歌を歌ってくれるタクヤさんの配信がいい」

この言葉がずっと印象に残っていて、リアルに実現できないことを絵の中でかなえるのがタクヤのイラストというのが、小生がいろんな人にイラストを描く大きな目的の一つ。今回は歌を歌うゆうかを描こうと思っていたのです。

このイラストにゆうかが喜んでくれれば、小生も嬉しいと思います。

 

 

ゆうかのイラストを描き上げて、現在承けている全部のイラストの依頼を終わらせました。以前に「すべてのイラスト依頼をやり上げたら、REALITYを引退するかも」と言っていたこともあり、今回のイラスト完成は旧来継続していたREALITYとの関わりが一旦切れるという、小生にとっての大きな区切りなのです。

「これからどうしよう」…最近そう考えることが、この区切りを迎える今、多くなっています。正直気持ちは揺れています。

去年12月4日の無期限休止前のラスト配信を終わらせた現在どのように過ごしているかですが、実を言うと回数は大幅に減ってはいますが、たまに知り合いの枠に顔を出しています。

その中に今回イラスト依頼をしてくれたゆうかの枠もありました。イラストの話をすることが目的ではありましたが「せっかくの機会だし、コラボにあがって」と言われて、コラボに上がったうえで、ギターも用意して歌まで歌ってしまいました。かつて相方関係だった頃の記憶がよみがえるようなひとときでした。

 

 

この時に小生がゆうかに聞いたことがあります。「僕がREALITYを再開するかどうかはともかく、ゆうかは僕の相方として前のようにしたいと望んでいる?」という質問です。

ゆうかは当時多忙だったということもあり、正式な相方だった期間は2週間も無かったのですが、ゆうかに代わって大天使陽衣が相方になった後も、陽衣が都合で来れない時に何度も代役としてコラボに上がってもらったりしてもらいました。その時に喜んで代役を引き受けてくれている印象があり「もしかしたら、本当は相方としてやりなおしたいのでは」とゆうかは考えてくれているのではと思ったのです。

以前に自枠をしても前より人が来なくなったし、声の無い自分にとって配信はなかなか難しいみたいなことを言ってた覚えがあり、そのような事情のゆうかはミュートの相方を尊重する小生と組みたいのかなと。その考えを確かめたいと思って聞いてみたのです。

「それは一人でやるよりは楽しいし、私はいいよ」

小生の問いに対してのゆうかの返事はそんな感じでした。もう一度相方になることには結構前向きな感じではあったものの、あくまでもタクヤの希望に応えるというコメント。

こういう度に思い出すのがかつて「もしかしてREALITY辞めるかも」って言っていた時に、枠にやって来て「絶対に辞めないで」と強く語りかけてきた、最推しのふう[日常系]さんのことです。きっと「私また相方になりたい、だからもう一度歌配信をして」という言葉を期待したのですよ。愚かと言われそうですがそれが本音、もしも「相方をさせて」とゆうかに強く言われたら、それは復帰の大きな後押しになったでしょう。

 

正直気持ちは揺れています。ゆうかを横に置いて歌を歌う配信はとても楽しい時間でした。またやってみたいという気持ちはそれはありますが、でもそう考える度に最推しのふう[日常系]さんがいなくなったという現実が突き付けられるのです。

配信をしていた頃はそれに一生懸命になっていたからまだよかったのですが、むしろ休止に入った今の方が強く最推しロスが身に染みて感じるようになりました。

彼女がいなくなってからのREALITYは、小生にとってまったく別のものになってしまいました。それまで枠周りをしていろんな配信者の枠に入るのが楽しみだったのですが、最推しがいなくなったと思うと、かつては楽しそうだった枠が全然そう思えなくなり、華やかだったREALITYがまるで色を失ったかのように灯が消えたつまらない場所のように感じられてしまうのです。

まだ最推しロスが癒えていない自分の気持ちが迷走しているのをひしひしと感じている毎日を過ごすというのが今の小生。今すぐ復帰は出来ないのが今の小生の気持ちです。

でも、後押しをこんな形で望む、それが今の小生の揺れる気持ちであります。

 

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