東京宝塚劇場で、
月組の新トップコンビのお披露目公演を観劇しました。
一番感じたことは…
ちなつさんの相手役が、天紫ちゃんで良かったということ。
大人なちなつさんには、
娘役のなかでも、落ち着いた雰囲気の天紫ちゃんはとてもお似合いで、
芝居、ショーともに、
二人が違和感なく自然な空気感が感じられました。
天紫ちゃんは、
大先輩のちなつさんについていくのも大変でしょうが、
どうか、頑張ってほしいです。
もし…あのまま…
あの宙組娘役の
月組への組替えが行われていたら、
どうなっていたことか…
考えるだけで、ゾッとしますね。
時期的にも、
月組トップ娘役の候補としての組替えの可能性がありましたから。
ヘアアイロン事件(あえて事件と呼ぶ)を起こした人間が、
組替えしてまでトップ娘役に就任するなんて、
そもそも人の道に外れていることですが、
あの96期から、
トップ娘役が誕生してしまった宝塚。
あり得ないことではないでしょう。
考えるだけで、ゾッとしますね。
ちなつさんの実力ならば、
相手役が誰であれ、
相手に合わせて、きっとうまくやれるでしょうから、
宙組娘役の組替え先としては、月組がうってつけだったわけで…
でも、劇団は、
なぜそこまで、
彼女を大切にしないといけなかったのでしょうかね?
もっと大切にしないといけない娘役が宙組にはいましたよね?
大切にしなかった結果、
どうなりましたか?
宙組の大劇場公演、今日が千秋楽のようですが…
その舞台の上に、
娘役が一人いないことを、
退団するエキサイティングトップスターと劇団には忘れないでほしい。