『ネクスト・ゴール・ウィンズ』 | 映画とテラと、時々エレナ

映画とテラと、時々エレナ

愛犬テラ(故エレナ)と家族の気ままな暮らしをらくがき程度に書きためるつもりが、最近ではほぼ映画レビューブログと化してます。σ(^_^;


2021.8.22にテラを新たに愛犬として迎えましたので、ブログタイトルを変更しました。



『ネクスト・ゴール・ウィンズ』
原題:Next Goal Wins
監督:タイカ・ワイティティ
出演:マイケル・ファスベンダー
      オスカー・ナイトリー
      カイマナ


2001年4月11日、米領サモア代表はオーストラリア代表にワールドカップ予選史上最大点差となる0-31の大敗を喫する。
それから10年が経過した2011年になっても状況は好転することなく、勝利はおろか1ゴールも決められない状態。
そこで米領サモアサッカー協会会長のタヴィタは、海外から新しい監督を呼ぶことを決める。
その頃、アメリカサッカー協会では粗暴な態度が目に余るという理由でロンゲンに監督の解任を宣告していた。
ロンゲンに残された選択肢は2つ、失業するか、米領サモア代表の監督を引き受けるか。
アメリカのサッカーをトップレベルに引き上げることを目標にしてきたのに……そう思いながらロンゲンは渋々オファーを受け入れるのだった……


本作は、2001年当時“世界最弱”とも言われた米領サモア代表が公式戦で1ゴール奪うことを目標に、アメリカから監督を招聘してリベンジに挑む姿を描いた2013年の『ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』というドキュメンタリーを基に製作された作品となります。

ま、このブログを古くから読んでいただいている奇特な……もとい貴重なフォロワーの方はご存知かもしれませんが、実は私は結構なサッカー好きで、恐らく映画とゲームとサッカーがあればそれ以外の娯楽は必要ない位かと。💦

そんな私がサッカーの、それも実話ベースの映画を観ない訳にはいくまいと意気込んで鑑賞してきた次第です。

監督がタイカ・ワイティティですので、コメディータッチなのは言わずもがな、大筋は実話ですが一部脚色を入れた内容になっています。

個人的には大絶賛レベルのお気に入りになったのですが、サッカーに興味がない人にまでオススメ出来るかと言うと、そこはビミョーなのかな、と。😅

何しろドキュメンタリーの方が先にリリースされてる訳ですからねぇ。😅

ま、ニュアンスとしては『クール・ランニング』のような作品だと思っていただくとよろしいのでは。


そして余談ですが、実はこのテのドキュメンタリーは2002年にも製作されており、2002年日韓W杯の決勝戦と同日に、ブータン代表とモントセラト代表によるFIFAランキング最下位決定戦が行われたのですが、その様子を描いた『アザー・ファイナル』という作品がありますので、興味があれば。😅

更に余談……というか蛇足ですが、現時点での最新のFIFAランキング最下位はサンマリノ代表です。
なので、いつかサンマリノ代表を描いたドキュメンタリーが製作される……かも?🤣🤣🤣