『バーニング・オーシャン』
原題:Deepwater Horizon
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ
カート・ラッセル
ジョン・マルコヴィッチ
メキシコ湾沖約80kmの地点に浮かぶ石油掘削施設 “ディープウォーター・ホライゾン” では掘削再開に向けたテストの最中だった。
そこで行われた負圧テストの結果は芳しいものではなかったが、スケジュールの遅れを理由に会社幹部は安全よりも利益を優先して掘削再開を決定する。
そしてその夜、掘削作業を再開した直後、海底油田から逆流した天然ガスへの引火により施設は大爆発を起こしてしまうのだった……
本作は、2010年4月20日にメキシコ湾で実際に起きた「アメリカ史上最悪の人災」と言われた海底油田爆発事故を映画化した作品になります。
この事故については日本でもかなり大きく扱われ、海上で炎を噴き上げる施設のニュース映像を私もうっすらと記憶しています。
正直言って、あまりのリアルな映像に後半は緊張感でほぼ前のめりで唇が乾いてるのも忘れるほど見入ってました。σ(^_^;
それにしてもK・ラッセルってどうしてああも火災現場が似合うんでしょうね?
本作でも主演のM・ウォールバーグが霞むほどの存在感でカッコ良かったです。
『バック・ドラフト』が好きな方なら興奮すること間違いなしですよ!
ただ、事故が起きるまでのプロセスがチト長くないかな、という印象を受けました。
何せ上映時間が2時間を切る作品で、肝心の事故発生が上映開始1時間を経過した辺りですから。σ(^_^;
ま、その分後半は畳み掛けるかのような展開で興奮しっ放しなので、案外監督の狙い通りなのかもしれませんが。
こういう映画は劇場でこそ観るべきかと。
オススメですよ。(^_^)b