あのnew ageが 普通の意味でのnew ageに | 星は海、そして虹

星は海、そして虹

Therapy, Healing, Horoscope reading Delphis

今、西洋占星術でいうところの水瓶座で ステリウムという現象が起きていますみずがめ座

ステリウムは 1つの星座に星がたくさん集まっている状態のことです

水瓶座を太陽・水星・金星・火星・冥王星が通過中ですスター

 

それで 星のことが好きな人や 気になっている人の間で大きなトピックスとなっている

水瓶座の時代について触れたくなったのですが

その前に ニューエイジという概念に 一度立ち寄りたくなりました

 

(疑似宗教・思想としての)ニューエイジ、は

そもそも水瓶座の時代のことを指していたそうです

 

すごく久しぶりに Wikipediaで検索してみたら

よくここまでまとめてくださいました と溜息が出てしまうくらい

分かりやすく集約されていて 

拡散気味だった知識があらためて整理されました

そういうことだったのですね、という感じです

 
その思想や運動の体系に含まれる分野や領域はあまりに多岐にわたっていて
そのどれか1つだけでも 人が一生をかけて向き合っても足りないほどの深さがあります

当然 それは知らなかった、それには興味を感じないな、というのもたくさんあります

その一方で 個人的に
本業や副業、趣味や習い事として選んで関わっていたものがほぼ含まれているので
自分は “そっち系の人”に入るのだろうなとは思いました
 

自覚している順番としては 思想より音楽から近付いていて(ニューエイジミュージック)

(アンドレ・ギャニオン、エンヤ、喜太郎、ジョージ・ウィンストン、西村由紀江、久石譲さんなど)

その言葉を知ったのですが

振り返ってみると

ざっくりですが 騒々しいタイプの音楽より

脳や心を落ち着かせてくれたり 意識を内側に向かせてくれたりするものを

自然に選んでいたんだなと思います音譜

 

で、けっこう情報量の多いWikiのそのページを読み進んでいて 

ある画像のところで 手と目が止まってしまいました

そして 心臓がちょっとバクバクしだして

少し 抵抗したいような気持ちになってしまいましたあんぐり

その画像↓

 

 

え、誰のこと(笑)?

 

典型的だったのですねーあせる

それを意図していなかった、と言ったら

もしかして逆効果かもしれないけれど(ホンモノやんって思われる?)

いや、でも、今までニューエイジャーです、とか

ニューエイジ最高です、って言いたいと思ったことはなくて

広めようとしたこともないです(意識的には)

 

好きなものはただ好きで

知りたかったから学んで、自分や人の健康の向上に有効だと確認できました、

だから仕事にしてみました、という流れにいるだけですが

 

どうして今わざわざこんなことを書きたくなっているのか

自分の内側を振り返ってみると

心理職とヒーリングの仕事って どちらかにしないとマズいのかと

考えさせられるような出来事に遭遇してきたからです汗

(どちらかだけにしていれば それぞれの仲間内で安心していられますが

両方に関わると いろいろと抵抗勢力が生まれるようです でもそれも 

何が普通かという価値観の幅が狭く浅すぎた時代だったからで今は違ってきていると思います)

 

以前から 普通の学問やお仕事と ニューエイジとの間には大きな断絶があって

今でもまだ いろいろなレベルで隔たりはあるのだと思いますが

実際は そう簡単に切り分けられないと感じています

 

例えばこのイルカのアイコンについての説明文は

「合理性や家父長制など社会の主流を構成してきたものへ基づかず、

現代への反動として従来女性的と考えられてきたような、精神、生殖能力、

創造力、本能、感覚、感情といった資質・領域が強調され重視されている」

とありますが、こういった部分は大学教育で教わる臨床心理学に基づいた

実際の活動の一部に含まれます

思考と感情のアンバランスが神経症の要因だし

女性や女性性のエンパワーメントは 

ニューエイジに限ったことではなくなってきていますね

 

個人カウンセリングで対応している内容としても

心理的苦痛を抱える方の家族歴を辿っていくと

機能不全家族や母性愛剥奪といった現象のさらに奥には

戦争や家父長制や男尊女卑的な価値観、背景がほぼ必ずと言っていいほど浮き彫りになります

なのでそういう視点や情報に触れること、エンパワーメントは普通に含まれます

 

恐らく、ニューエイジ的な主張がときに理解されず批判されてしまう理由は

その後に続く説明

「大地の女神ガイアがキリスト教の父なる神に代わるものとして提示され、

これは宇宙に統一をもたらす非人格的なエネルギーであるとされる」

といった部分や「転生」、「チャネリング」といった概念を

その場の状況や受け取る側の価値観等を正しく判断しない状態で提示してしまうことで生じる

価値観の不一致や違和感、感情的な齟齬や軋轢などが影響するからだと思います

(あとはそういう概念を利用して悪いことをする残念な人がいたりするからですね

真面目に追究している人にとっては大きな迷惑ですグー)

 

こういった繊細な部分というのは どんなテーマだとしても

自説に固執して強調しすぎたり 正誤にこだわってしまうと起きることだし

何か言うんだったら 受け取る側の状況を考慮して提供する中身を調節するために

知識や経験が偏らないように学び続ける努力をしたり

受け取る側も すぐに不安や抵抗に振り回されないで

なんでこの人こういうこと言ったりやったりしたいのかな 他にはどんなことしている人かなとか

広い視点でとらえて すぐ判断しないといった余裕や寛容さを保ってくれたら

お互いに回避できるのではないかなとか 

そういえば以前もいろいろ思い巡らしたことがありました

 

で、今、ちょっと、うわーと感じてしまうのは

(20世紀の間) このニューエイジが来ますよ来ますよ、という視点だったのが

今、そのニューエイジが始まっているので

来ますよ、じゃなくて来ていますよ、その時を生き始めているんですよ、というところです流れ星

 

そして いわれていたような事が いくつか実際に起きています

(古い体制の崩壊、隠蔽されていたことの暴露、個性の尊重等々)