私たちの微細なエネルギーを理解する
チャクラとは サンスクリット語で“車輪”という意味で
私たちの背骨の下部から第一、第二、、、と位置し
前後にラッパ（円錐型）のような形で存在し
回転しています
チャクラの数や色、位置については
いくつかの説がありますが
虹色の７色が定説となっています
レントゲン写真や 解剖では確認できませんが
意識の向上、人生を理解するための地図のようなものです
東洋医学の考え方には近いものがあり
私たちはエネルギーでできた存在であるという視点にたち
望めば誰もが 体験できるものです
チャクラの７色は 以下のように身体の部位を担当しています
第４チャクラ（ハート・チャクラ）
の担当領域は心肺機能周辺です
もし機能が停止してしまったら
数分で私たちは死んでしまう、
大切な部分ですね
血液、酸素などを体中に巡らせる
“循環” をつかさどるところですが
目に見えないエネルギー活動の中心としても
第４チャクラはとても重要です
私たちの世界のあらゆるものの中に確認できるといわれている
トーラス構造
は 一人一人にあって
（トーラス→リンゴを切った図が有名
）
同時に 地球にも
宇宙と人間とのつながりを表現したこの映像では
1分17秒くらいのところで見られます
急に壮大なお話になってしまいましたが
それくらい 第４チャクラには多くの重要な役割があります
一方向のトーラスの動きとは別の考え方になりますが
第１チャクラで地に足を付け
第２チャクラで関係性を築き
第３チャクラで個人としてのパワーを発揮する という
・・・地球からのエネルギーを吸い上げる流れ
と
第７チャクラで天とつながり
第６チャクラをで直感力を活かし
第５チャクラで神聖なる意志とつながり平和なコミュニケーションを行う
・・・宇宙のエネルギーを頭上から取り入れる流れ
その天と地からのエネルギーが融合するところが
第４チャクラです（虹の中央もグリーンですね）
人間性（暖色系）と霊性（）をつなぎ
“感情” が生み出される （あるいは溜まる）
ところでもあります
日常生活において 感情が動かされたとき
私たちは 頻繁に“胸” を意識し言葉にしますね
例えば コンサートに行ったり、
美術館で芸術作品に触れたりしたとき
視覚からも情報は入り
言葉での説明などで 理性的な理解もしますが
心がふるえ、感動したときは
“胸を打つ（打たれる）” と表現します
そういったときの 心は （脳内で反応もしていますが）
場所としては “胸” です
作者の想いや 作品を通じてもたらされるインスピレーションが
音や色などの 周波数にのって届く場所は
第４チャクラです
また 辛い思いをすると “胸がつぶれる” といいます
安心したときは “胸をなでおろす” です
愛を司るキューピッド
が放った矢がささるのも
胸です（頭じゃなくて
）
どれほど 理性で（頭で）解釈していても
愛や感情が届くとき あるいは
自分自身の愛や感情に気付くときは
胸の周辺があたたかくなったり
それこそ 矢がささったように
痛みに近い感覚が走り抜けます
そして あふれる想いが笑顔や涙となることもありますね
ドキドキするのは鼓動だけのお話ではなく
心（感情）と 身体が密接に影響し合っている証拠です
またグリーンの象徴の一つに
“真実” もあります
・～～ねばならない （I must ～）という判断をするのは理性
・～～したい（したくない） (I want ～) は本心や感情
神経症状態におちいる時の大きな要因の１つは
この理性と本心（感情）の解離です
多くの価値観が共存する社会の中 協調性を保つには
本心だけで生きるのは無理なので 葛藤が起きますが
理性と感情について 自覚していることは大切です
不登校のお子さんが 朝起きることができなかったときに
多くの場合
保護者の方が 「昨夜は、絶対に明日は行く、と約束しました」
本人は 「昨日は、絶対に行く、と決めたんです」と
お話しになります
両方が とてもつらい気持ちになってしまう場面です
保護者側は 嘘をつかれたのか これは病気なのかと
このまま休みが続いたらどうしようと不安を先走らせ
本人は どうしてこうなったのかわからない、親に迷惑をかけていると
罪悪感や自己否定感をつのらせてしまいます
“学校は行かなくてはいけないところ” という大前提にしばられ
前日の夜は 理性が緊張をともなって思考を働かせますが
朝というのは 不安や恐怖が胸にせまると
理性だけでは 身体を動かすことはできません
でもそれじたい 病気というわけではなく ただ
ほんとうの“気持ち” を話し合えていない
（受け止めてもらえていない）から起きたことなんですね
真実は、シンプルです
“行きたくない” んです
それで、行かなくてはいけないと分かっているけど、行けない、となります
そう思うに至る 理由もちゃんとあります
たいていの場合 行くと その人にとってとても怖いことや
辛いことが起きる可能性があります
怖い場所 辛い場所には
行きたくなくて当たり前なんです
おうちのことや 家族の誰かが心配で
離れられないといったケースもありました
つい人は 困っている相手に対して
～していいよ、 とか だめだよ、とか
行動面の許可や判断をしてしまいがちです
でも 気持ちを受け止めることの方が 自立を促します
人は誰でも ノン・ジャッジメントで
本心をただ受け止めてもらえると すっきりして
「こうしたい」 という道を 自分で見つけることができます
“ほんとうのこと” 、 特に気持ち、感情を
大切な人と普段から伝え合い
受け入れ合える関係性を作っておくことは
心身の健康にとって とても重要です
第４チャクラ、グリーンの象徴としては
“スペース”、“パノラマ的な視点”、“決断” もあります
自分だけの安心できる時間、空間
そこに戻って 一息つくのは大切なことです
ちゃんと距離をとって
いくつかの視点から確認してみる姿勢
そして これから進む道を決めること
・・・“どう生きるか” というテーマにもつながります
B53の「ヒラリオン」は 光が入った上下ともにペールグリーン
自然科学や時間空間について探求したマスターの名前です
オーラソーマタロットで B53は 木の精霊(?)のようなイメージ（左）
胸に輝く “エメラルド・ハート” から 真実の道が続いています
ドリーン・バーチューさんの アセンデッドマスターズ・オラクルカードでは
少しイメージが違いますね（右）
でもやはりハートが 輝いていて
“Health and Healing” というメッセージを届けてくれます
B003の「Heart Bottle」は 第４チャクラを癒すボトルです
真実と愛を明らかにし 適切な距離を保ちながら
ありのままを受け止め（グリーン）
穏やかなコミュニケーションを行う（第５チャクラ・ブルー）
その意味合いから
カウンセリングマインドを象徴するカラーでもあります
人間関係で生じる感情には ときに
依存や支配、嫉妬といった
どちらか（または双方）を苦しくさせるものも含まれます
お互いが それぞれ快適な状態で存在し
それぞれの呼吸を行いながら 愛情を与え 受け取る
真実を伝え 受け止める
そのバランスを保つには 適切な距離が必要であることを
第４チャクラは 教えてくれています
高まりすぎた感情をしずめるのも
心身のバランスをとるのにも
意識して深呼吸を行うことが効果的と知られるようになりました
昔は 修行者や覚醒者など
限られた人たちだけが知り得た領域の瞑想法なども
ようやく 誰もが生活に取り入れることができる世の中になりました
（マインドフルネスなど）
吸って、吐く 
与え、受け取る
その両方がどれほど大切で 神聖な行為なのか
当たり前すぎて 気付けない私たち
バランスを崩して初めて 宇宙と人間のつながりについて
意識的になれるのですね
植物と鉱物は 昔からそばにいて
人を助けてくれています
アロマはベルガモット、イニュラ、パルマローザ、メリッサなど
鉱物はエメラルド、翡翠、ウォーターメロントルマリンなどが
良いとのことです