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横浜の劇団。「虹の素」のブログです。
虹の素は2023年11月18日 解散致しました。永らくのご声援ありがとうございました。

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皆さん、こんにちは、こんばんは!


毎週金曜日に劇団員がブログを投稿する 

#金曜日の虹ブログ

今週もお読みくださりありがとうございます!

 

さて、10月末より #虹の素10周年 をテーマに書いておりますが、先々週からは虹の素過去劇団員たちが、自分がいた時代を振り返ってブログを書いてくれています!

 

第1弾 山本詩穂のブログ



そして今回の第3弾は!!

パフォーマーちぇんこと、清水大!

彼がいてくれた4年間。

それはとてもしんどい期間で、でも、彼がいてくれて、縁の下で支えてくれてたから、今も虹の素が続けられています。


まさる。今回はブログを書いてくれてありがとう。

それではどうぞ、お楽しみください!


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虹の素、10周年、まことにおめでとうございます!!!

と、言いつつ、呼んでくださっている皆様とは、おそらく半年ぶり位です!

2016~2020年4月まで劇団員として活動していました、清水大です!
主にまさると呼ばれたり、ときには“ちぇん”と呼ばれていた人です。

まさか…僕に2年間を振り返って書いて欲しいと連絡が来るとは、思わなかったわけで…

まずは、清水大と虹の素の馴れ初め(?)から簡単に話しましょっ。

虹の素の旗揚げをした熊手さんとは中学の先輩後輩で、今までに出会った中では、最も長い付き合いをしているかもしれません。そして、僕が辞職してすぐに、虹の素に入らないかとお話を受けたわけです。そして2016年になったタイミングで入団…

当時、団員である村上、伏見が退団するのと入れ替わりで入団をしたわけですが、入れ替わったときのメンバーは僕を含めて3人(同年4月に宮本が入団)
これは、2017年にみなとみらいで宣材写真を撮ったときのものです。


ここからの出来事を、公演順に追っていきましょう。

ちょっとした裏まではいきませんが、こんなことあったなー的なエピソードを添えて。

2016年始めから、KAAT神奈川芸術劇場で行われる、平成生まれを集めた合同公演、

【アンダー・ザ・ロウズ】
2016年4月28~5月1日だったはず?

神奈川県にある3劇団with一平ちゃんと棒ちゃんが、平成生まれを揃えて、赤薔薇、白薔薇の2チームに分かれて公演をしたのです。

現実世界から、パラレルワールドに移動して、そこで大事件を起こすリーダーとなって、問題に立ち向かっていくようなお話←こいつ、ざっくりでしか覚えてないな??笑

この公演が、3年ぶりを役者だったわけですが、周りは若手の中でも役者で生活だったり、現役の学生で、役者をやっているなど、経験豊富な方ばかりです。

我武者羅に食らいついていくので精いっぱいだったでしたね。

年代が近いからこそ、気兼ねなく話せ、意見交換を多くしながら、稽古終わりにはよく、餃子を食べに行ってましたね。今はもうなくなってしまった野毛の稽古場の近くに美味しい餃子屋があるんです。

「翆葉」っていうお店なのですが、そこで初めて仲間に教えてもらって餃子を酢+胡椒で食べるスタイルを知りましたね。


美味しかった。


次は、学生たちとの公演

【虹のたまご(第一回青の素)】2016年

「オルテンシアの種」
それは、未来へ送るための君の生きた時間の結晶

「ダーフォの国」
それは、彼方から受け取るための僕たちの生きてく場所のほんの片隅

【同時公演~大人組~】
「アインブラットの本」
 それは、君に伝えたいたった一つの言葉を探す旅

同時上演短編「からっぽのきらめき」

「虹のたまご」は学生たちを集め、舞台裏のこと、当日スタッフ、役者全てを学生たちで行っていこうという新スタイル!

青の素の始まりはここからでした。

初めての取り組みということで、大人も学生たちもてんやわんや。意見を出し合いながら、少しずつ、でも確実に前へと進んでいく。


そんな学生たちが、今の虹の素の公演に出演していたり、劇団員になったりしたこともありましたね。


何より、学生たちの分からない中での成長の早さに驚いていました。

情けないかもですが、大人組である私の方がミスばかりだったと思うのです。。笑



【失恋博物館Ⅰ】
失恋、別れなどモチーフにした、博物館のように好きな角度360°どこからでも見て頂ける新感覚の取り組み。
劇場ではなく、博物館。

「ここでは、開場ではなく、開館と呼びましょう。」

多くの短編とともに、多くの方から別れに関わるアイテム(後にスーベニアと呼ばれる)を
エピソードと共に展示する。

まさに博物館!

短編なので、メンバー全員が顔を合わせることが非常に稀で、合わせても稽古作品の切り替えでしか顔を合わせない場合も…💦

しかしそんな中でも、ここで劇団員同士の宮本君と、最も親密になれた公演だったかもしれません!


裏エピソードだと、宮本との作品「失恋の味」←過去にない名作🤔


この作品は、原案者がいる中で、キャストに内容のほとんどを委ねられた作品です。


宮本の地元のレストランに入って、2人でずっと内容、構成、台詞、動きも想像しながら、長きにわたる構成を重ねました。


仕上がったのが、初代「失恋の味」!!


おそらく、後世まで残されていく…はずです。

どうですか?くまぽん先輩?


さて…4月に入りまして、新たな劇団員で、たけむー(竹村絵莉菜)が加わります。

先程のランドマークの前で撮った写真の1番右の子ですね。


どれくらい前かは忘れちゃいましたが、長らく学生として、公演(芝居塾とか?)に関わっていて、大学入学と共に入団してきてくれました!!

よろしくーーーね♪

 
【青の素第二回】

年は変わって2017年!
実は、完全に関わっていない公演なんです。
差し入れしかしていなければ、裏にも回っていない公演です。でも、会場に行ったらすぐに分かりました。

昨年度から、制作メンバーも、役者陣も、凄まじく進化をしていることが!


第1回を経験しているメンバーの、経験を上乗せできているのでご新規のメンバーのパワーを凄く感じましたね。


こっそり涙を流していたことは内緒です。


ちなみに、当時の青の素の一部メンバーと、ボードゲームしましたね!!

あ、そういえば。

実はこの後の9月後半?(多分)に「木之枝 棒太郎」という方が入団したのです。

なんだか、元劇団員の「村上 裕亮」に似てるよな~というか、似すぎなんだよな~特にお顔の面せ…自粛!!!


とにかく、新たなメンバーが加わりました!!

入団して早々に貫録があり、私は既に敬語。


ん、でもこの方には敬語で話していたような…

気のせいか笑

同時期に、劇団員の寺師が退団したことも、エピソードですね。

今や、主宰で劇団を立ち上げている寺師!!なんですよ♪


【失恋博物館Ⅱ】

実は当時のこと、多くは覚えていないのです!


というのも当時、完全にクリエイティブな思考が停止してしまい、言い訳として、スランプと表現しましょう。


案内役として出る予定が、キャストから外れる決断をしました。他の理由として、虹の素で受けている別仕事があったためですが、それ以上に、自身の気持ちも問題だったと思います。


僕はスーベニア担当をしながら、仕込みでは物の搬入のみしてすぐ移動して、別仕事に行ってたんです。


とはいえ、打ち上げだけはなんとか間に合って、キャストの方々とやっとこさ多く話せたことですね!



さて…色々振り返ってみたのですが…一つだけ、驚きのエピソードを思い出しました。


実家に劇団員全員を呼んで会議をしましたね。


マサルの寝室4畳半の狭い空間に、当時5人も入れまして、今の時代では、確実に「密です!」と言われかねない環境で会議をしておりました!!

俺の部屋なんて、仕事の道具して置いてないのに笑


自身の関わっていない公演もありましたが、2016~2017年の2年間があったからこそ、今の虹の素の恒例ができたのではないかと思えます!

今日振り返った2年間は、現在の礎を築けた2年間だったかと思います。


ぼくは既に元劇団員ですが、その後も含め、約4年間を虹の素で過ごしました。


最高な日々でもあるし、苦い日々もありました。




だからこそ前を向いている。

虹の素も、僕らも、共に歩いてきた10年間を。



大事にして、新たな10年を超えていく未来へ…!!

虹の素、10周年、改めておめでとうございます!!!


以上、まさるでした!!!

※内容薄くねとか言わないでね♪