JBの対岸の温泉 | EleMariRai @ JB

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三人の娘たちとフルタイムのワーキングマザー。
マレーシア最南端のジョホールバルでのあれこれを綴ります。

Happy Birthday Malaysia。

本日はJBの対岸にあるSembawangの温泉へ行ってきました。

駐車場はないので、近くのHDBに駐車してちょっと歩きます。

 

 

昔々はマイバケツとイスを持って軍用地の間の細い道を通り、

足湯をする場所でした(ドラム缶風呂愛好者もいましたが)。

 

 

パイナップル畑で温泉が発見されたのは1909年。

占領中は日本軍がいくつも浴槽を作り保養所化していました。

が、1944年に爆弾が落とされ噴出が止まってしまいました。

戦後F&N社が調査を行い、また噴き出し現在に至ります。

 

 

シンガポール日本人会の「南十字星」(1984年6号)では

この温泉水をF&N社が「SELETARIS」というブランドで

ミネラルウォーターとして出荷しているとありました。

 

80年代半ばに、周囲の土地が軍用地として接収されてからも

温泉はそのまま残り2020年1月に正式に公園となりました。

 

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公園ですからね。私の好きなジンジャーが植えられていたり

なかなか美しく整備されています。

 

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いちばん下に腰かけて足湯をする人たち。源泉は70度で、

上から60度→50度→40度と下がっていってます。

 

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温泉卵を作ることもできますが、順番待ちが大変そう(笑)。

 

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私も夫と足湯をしてみました。

水の中を歩いたり、底に座ってはいけないとの表示アリ。

レンガの建物の中には、源泉(井戸)があるようです。

 

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ということで。建物の中の写真も撮ってみました。

 

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公園内にはカフェがあり、おいしくお値段も手ごろでした。

 

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次に行ってみたのは、海岸にあるSembawang Park。

ちょうどTODAKのお向いになります。

 

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公園の中にはレストラン。私たちは入れませんが(笑)。

元々は1910年に建てられた、ユダヤ人実業家の別荘でした。

 

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階段を下りていくとJettyへと続いています。

 

1920年代にSembawangが英国海軍の基地となってからは

この建物は海軍関係者が住み、占領中には日本軍が接収。

戦後はまた1971年まで英国海軍が使用していたそうです。